御用牙
ただただ衝撃だ・・・・・。もうあれこれ言うのに疲れたので、本作を観た後で連想するキーワードをいくつか述べる。
ち○こ。男尊女卑。合体。吉原。メリケンサック。ランボー。ドM。拷問。メル・ギブソン。
ち○こって、こうやって鍛えるのか・・・。今まで誰も教えてくれなかったから知らなかったぜ。少林寺憲法で手を鍛えるやつと同じで良いんだな。
アダルトビデオをパケ買いしてはダメなのはよく分かっているのだが、時代劇でも同じなのだ。ポスターを観て映画館に行って、とんでもない映画を観させられたと言う昔話はよく聞くが・・・。三隅監督と勝新太郎の時代劇だったから正統派時代劇かと思っていたんだけど・・・想像していたのと全然違っていた。
いやぁ。本当に最高ですねぇ。期待を裏切る映画って最高じゃないですか?
マンダロリアン シーズン2
1話
一話目ということもあり、往年のスターウォーズファンサービスが行き届いた回だった。アメリカ人はいつになってもでかいものが好きだよなぁ・・・。
その代わり、ベイビーヨーダたんの見せ場は少なかったな〜。ヨーダたんが痰壷みたいな壺に隠れるシーンがあるんやけど、猫みたいで超キャワイィ・・・!あ、でも痰壷じゃないん?それwwwむしろ壺ですらないのかも知れない。
さてさてこの先どうなることやら。
ところで、マンダロリアンの元ネタとも言われる子連れ狼シリーズ。若山富三郎が主演する映画シリーズは、今の時代に観ても超面白いのであった。3作目だったかな(4作目だったかも)?冒頭からおっぱいデデーン!の血がブシュー!ラストはランボー。そうです。実はスタローンより先にランボーしてたんですよ。
座頭市 喧嘩太鼓
本作は雰囲気暗めのシリアス調の作品だった。市だけでなく、各キャラクターが各々の影の側面を持っていた。
本作が冬に公開された作品だからっていうのもあるのかな。今まで観てる感じだと、夏の作品は明るめの、冬の作品は暗めのものが多い印象。作品の雰囲気が季節によって変わるというのもまた一興。座頭市は日本の自然がよく描けているということだと思う。市が歩く日本の草原や山の風景を見ているとどこかホッとする。
本作では、暗闇での斬り合いの時に照明が画面に映り込んでいたり(もちろん意図的に)、最後の決闘でいきなり太鼓がドドンガドンと鳴り出したり、目が見えないはずの市が斬った相手を頭の中で思い出す描写があったり、不思議な映像がいくつかあった。1968年の作品。座頭市にもサイケデリック表現の流れが来たということなのかもしれぬ。
座頭市 果たし状
安定の座頭市だった。面白い。期待を裏切らない。
勝新太郎が道を歩いているところから始まり、村に着き、ヤクザと色々あって、最後は勝新太郎が悪い奴をぶった切って終わる(笑)。
今回は若干の西部劇テイストが入っています。そして勝新太郎が歌います。「どこでぇぇぇぇ果てようぉぉうとぉぉぉぉ。誰がぁぁぁ泣ぁぁぁぁくぅぅぅぅ。知らぬぅぅぅ他国のぉぉぉぉ蝉がぁぁぁぁ鳴くぅぅぅぅ」
座頭市の魅力は、そのダメダメオーラからのギャップ萌えに尽きる。
勝新太郎の風貌たるや、髭面の坊主頭にボロボロの布切れを着た、腹のつき出た小太り猫背の中年のおっさん。杖を突きながらのヨタヨタ歩きで、今にもずっこけそう。虫も殺さない優しい性格だ。
本性は最強の殺人マシン。その洗練された殺陣は美しく力強い。虫を殺すときのような涼しい顔で、ただひたすらに斬る斬るkill!
ギャップ萌えだ。
山。河。山林。真夏の青空の下。聞こえるのは蝉の音。背の高い草が生茂る草原の中を突っ切る一本道。
一本道を汗だくの勝新太郎が歩いているというだけで、ご飯が100杯は食えます。