『怪獣大戦争』の感想です。
ゴジラが「シェー」します。石を投げたり蹴り上げたり、尻尾振りながら嬉しそうに民家を踏み潰したり、悪友ラドンとは仲良し、昭和ゴジラは茶目っ気があってかわいい。ゴジラが巨大な猫にしか見えませんよwww。
映像や設定に関して言えばツッコミどころたくさんあるんだけど(そこがまた面白いんだけどね。どれだけ面白いツッコミができるかwww)、先日観たキングオブモンスターズに比べたら、役者・脚本・編集は、本作の方がまともだと思う。まぁ90分そこそこで終わってるところが良いのかもしれない。
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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の感想です。 (3/3)
「芹沢がゴジラに気合いを入れすぎたんだ!」ってどんな台詞やwww今回は字幕もイケてますよ。
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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の感想です。 (2/3)
これってさ、昭和のダメなときのゴジラ映画の感じにそっくりなんだよねwww。でもさ。昭和のダメなときのゴジラ映画も、その方向性は正しかったんだと思う。何故そう言えるのかというと、やっぱ怪獣プロレス燃えるじゃん?この映画の人間ドラマは超薄っぺらいけれども、怪獣プロレスは最高だった。マジで童心に帰れました。
オキシジェン・デストロイヤーとか、とりあえず出したかっただけだろwww。芹沢博士も唐突に、私が行こう!と言い出すしwww。いやぁ。これこそ、本田ゴジラへの愛の深さ故にですかね?
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』の感想です。 (1/3)
色んな意味でオモロかったwww
本作は昭和ゴジラのファンだった人はめちゃくちゃ懐かしい感じがしたのではないだろうか。ハリウッドの財力をこれでもか!と注ぎ込み、ど迫力の怪獣プロレスを魅せるという。そして、怪獣が大集合する。ゴジラは正義の味方。重厚なテーマ性とか人間ドラマとか政治ドラマはほぼ皆無(一応、申し訳程度に入ってるけどねwww薄っぺらい)。
『ジョン・ウィック』の感想です。
決して笑わないクールなキアヌ・リーヴス。
圧倒的な殺人数。
そして何と言っても、所々で盛り込まれるシュールなギャグ。このギャグがまた良いんだわ。爆笑する。
この3つだけ!
それ以外何もありません。
ストーリーはどストレート。
起承転結でいうなら、起承承承...結、みたいな。
ラーメンでいうなら、スッゲー醤油の味が濃くて、入ってる具はメンマだけ。でも、スープの隠し味に秘伝のタレを使っており、濃いい醤油味が丁度良くなってるみたいな。
いやいや僕は褒めてますよ。
非常に薄っぺら・・・じゃなくて、男らしい、気合の入った映画でしたね。
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神回。
ネタバレ前提なので、未観の人は観てから聞いて下さい。
ある女流作家の罪と罰
個人的に刺ささった。
偏屈で頭の固いオバちゃんのドタバタコメディ、言葉が汚くて最高なんだ・・・このオバちゃん、是非とも日本語吹き替えして欲しい(笑)、リー・イスラエルという人が最高に魅力的です。
彼女自身は極貧状態にあるはずなのに、コメディ調・・・というよりも、どこかファンタジー調で、全く悲壮感がない。
彼女は、その強烈な個性を持つが故に、これまでに何度も失敗している。でも彼女には、ああいう生き方しかできないんだよ。自分のことを客観視できずに、他人の気持ちを考えず突き進んでしまう(別に好きでやってるわけじゃないんだよね。一種の病気みたいなもの。だからさ。もしそういう人に出会っても苛めるないで欲しいんだよな。)
この映画は、リー・イスラエルのような、強烈な個性を持った変人を暖かく包んでくれる。本当に良い映画でした。
愛がなんだ3
みなさんも多少は経験あると思いますが、最初は好きで始めたことは、ある境界線を超えるとだんだん辛くなるんです。例えば、スポーツで、人並み以上の成果を出したいと思った場合、ある程度辛くなるぐらい継続してやりこまないとダメですよね。最初は好きで始めたことなのに、いつのまにか辛くなっている。
辛い状況が継続して続くと、もはや好き嫌いはどうでもよく。そこにあるのは、絶対にやり遂げる!という意地だけ。こうして人は我が身を滅ぼしていくのだ。でも「己を貫き通す」ということは、こういうことだ。そう考えると、本作はヤクザ映画に見える。
本作を観て、「恋愛・セックス」てのは、人間の訳の分からない嗜好(もはや確率論)だけに振り回される、予想が全くできないギャンブルなんだなぁ、と改めて思った。堅実さが求められる「共生・子育て」とは真逆の性質を持つんだよね。真逆の性質を持つ、この両方を強制する、結婚という制度は、人間には過酷だよ。どっちも完璧にできる人なんて、滅多にいない。
恋愛・セックスが得意な奴、共生・子育てが得意な奴、と役割分担したら、世の中、もう少し生き易くなると思う(危険な思想)。
愛がなんだ2
俺が思うに、テルコがハマっている理由は「マモルへの愛があるから」じゃないんだよね。なぜなら、テルコ自身、既に自分は悪い男に引っかかっちゃったなぁ、人生失敗しちゃったかなぁ・・・と、自覚しているから(劇中、それを彷彿とさせるシーンがいくつかあったと思う)。それでもテルコは突き進む。これは、もはや「マモルへの愛」ではなくて「自己への愛」とか「意地」みたいなものだと思ったんだよね。
ここでマモルのことを諦めたら、これまでマモルに費やしてきた時間が全て無駄になるし、マモルのことが好きであるという気持ちが嘘になる。私はそうじゃない!という意地。
恋愛に限らず、人が何かにハマる場合、この映画のような過程でハマっていくよなぁ。。。と思った。だからテルコには共感できた。
愛がなんだ1
「恋愛」という視点で観た場合、本作の登場人物にはあまり共感できないだって、ぼかぁこの映画のような、所謂、真っ当な恋愛って経験ないからwww。
しかし、本作の不思議なところは「恋愛」ではない視点を通して観るところができる点なんだよね。原作者の創作の苦労みたいなものが背景にあるのではないだろうか?と思った。
だから本作は、恋愛下手な人には特にオススメだ。恋愛の勉強になるし、恋愛下手な人は、この映画を恋愛以外の視点で観ることができるからだ。多分、恋愛上手な人とは違った感想が出てくると思う(リア充死ねwwwという感想しか出てこない奴は、末期だなwww)。
劇中、テルコがどんどんマモルにハマっていくんだよね。これは何故なんだろう?
この何故か?を考えるのが、この映画のオモロいところですね。人によって回答が違ってくるだろうからね。