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京都みなみ会館の閉館、悲しいな…。1日も早く営業再開できますように。
kyoto-minamikaikan.jp/archives


バグダッド・カフェ
キャロル
ハリーとトント
テルマ&ルイーズ
グッド・ウィル・ハンティング
光のノスタルジア
イヴのすべて
抵抗(レジスタンス)
泥の河
お葬式

難しいですねー。自己紹介的な意味も含めるとすると、「好きな映画ベスト10」とイコールではないかもな、と思ったり。

『お葬式』
めっちゃ面白かった!伊丹十三作品の中で今のところベスト。
男と女、生と死。血縁の鬱陶しさと懐かしさ。ぜんぶリアルすぎて、自分の人生に思いを馳せざるを得なくなる。

『グロリア』
初のカサヴェテス。音楽も映像もドラマチックで情感に溢れていてよかった。
グロリアがとにかくカッコいい。啖呵を切り銃を撃ちまくる所は最高だったし、フィルに対する愛情が抑えきれない感じがとても愛おしかった。
グロリア役の人、カサヴェテスの奥さんらしく、なんかめっちゃ良いなと思った。

『トリュフォーの思春期』観た。
珠玉の「子どもあるある」集。子どもたちが自然体なので、彼らの生命力のようなものがリアルに伝わってくる。子ども賛歌であり、人間賛歌。トリュフォー、こういうのも作るのかー。

『天国と地獄』
午前10時の映画祭で鑑賞。
とにかく美しい!特に、ほとんど部屋の中のみで話が展開する前半、人物の配置が絵画のように美しくて感動。
ミステリーとしてすごく緻密というわけではないのに、ぐいぐい引き込まれた。名作と言われるだけあって、映画の魔力みたいなものがつまっている。

太宰治のエッセイを読んでいるんですが、映画について書いたこの文章がとても好きです
『弱者の糧』
aozora.gr.jp/cards/000035/file

『オペラ座の怪人』1925年版を観た。
ロマンチックなストーリーではなく、純然たる怪奇映画。昔の映画はシンプルで洗練されていて素晴らしいな。
なにげにサイレント映画は初体験だったけど、映像の間に挟み込まれる字幕(中間字幕というらしい)がすごく味わい深くて良かった。

『野良犬』
午前十時の映画祭にて。面白かった!
三船敏郎の美しいこと美しいこと。三船が街をさまよい歩くやたら長いシーンもまったく飽きなくて、「絵になる」とはこういうことなんだな、と。

戦後すぐの東京の街の映像や、復員兵やその周辺の人びとの繊細な心理をとらえた点でも素晴らしい作品。それにしても4Kすごい。

『トリュフォーの思春期』劇場でやってたのに観られなかったくやしさから、DVDをポチってしまった。『アデルの恋の物語』も付いていて楽しみ。
「名作映画大全集」的なものも買ったので、しばらくはおうち映画祭かな〜。散財。

『パターソン』観た!
秋にぴったりの、じわっと温かい映画でした。幸せってなんだっけ…ってなった時にまた観なおすと思う。

Filmarksの「コーヒー」特集、良い感じに好みの映画が集まっている。

『泥の河』
傑作。ぜんぶのカットがいちいち胸を打つ。
戦後10年って、まだまだ戦争の傷跡が人々の心にも身体にも残っている時代だったんだなぁ。

ドラマ『カルテット』を見直してたら、もたいまさこさんが「ハローグッバイな子ね」とさりげなく新作映画のタイトルを言っていた!

『三度目の殺人』 

予告がミスリーディング。「心震える真実」なんてどこにもなかった。でもこれも演出の一部なのかも。

観終わった直後は肩すかしを食らった気持ちになったけど、このモヤモヤと空虚感こそが作品の肝なんだろうな。

「真実」を求めているつもりでもいつの間にか「物語」のカタルシスを求めてしまう、人間の性みたいなものに向き合わされた気がする。

散歩する侵略者(ネタバレ) 

色々と「?」な点はあれど、「棒読み」「ダサいシャツ」「変な動き」など、松田龍平萌えポイントが圧倒的に上回ったのでOK。

宇宙人とかロボットが愛を知る話は基本的にすべて泣くけど、今回も普通にボロ泣きした。愛を知った宇宙人松田龍平、最高にラブリー。

『悲情城市』
台湾ニューシネマの金字塔。終戦後の混乱を一家族を通して描いている。といっても登場人物がめちゃくちゃ多いので、大河ドラマとか叙事詩のような感じ。

うーん、正直しんどかった。『クーリンチェ』もしんどかったけど、画面の異常なカッコよさのおかげで楽しめたところがある。本作は観るべきところがイマイチわからなかった。読解力ほしい…。

ただ、歴史のあまりの不条理さには衝撃を受けた。恥ずかしながら二・二八事件のことを知らなかったので、こんな理不尽なことある?!と思いながら観た。

『ダンケルク』とは対照的な描き方だけど、確かにここにつながるのだろうな、などと思った。

ダンケルク観てきた。すごい。
「戦争」を構成するあらゆるモノや音が、ものすごい質量で存在していた。

3つの異なる時間軸の場面が流れるように切り替わる演出がめっちゃ良かった。

パターソン早く観たい…。うちの街では2週間後。

『明日に向って撃て!』
オシャレな悲劇。
ヒロインの存在意義がイマイチだったり、ラストも盛り上がりに欠けるような気もした。(ラスボス出てこないし)
でもそれがやるせなさを増していてむしろ良かった。
主役2人がただひたすらにカッコよくて、それだけでもうオッケー。

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