『悲情城市』
台湾ニューシネマの金字塔。終戦後の混乱を一家族を通して描いている。といっても登場人物がめちゃくちゃ多いので、大河ドラマとか叙事詩のような感じ。
うーん、正直しんどかった。『クーリンチェ』もしんどかったけど、画面の異常なカッコよさのおかげで楽しめたところがある。本作は観るべきところがイマイチわからなかった。読解力ほしい…。
ただ、歴史のあまりの不条理さには衝撃を受けた。恥ずかしながら二・二八事件のことを知らなかったので、こんな理不尽なことある?!と思いながら観た。
『ダンケルク』とは対照的な描き方だけど、確かにここにつながるのだろうな、などと思った。