怪物はささやく(完全ネタバレなので観てから読んだ方がいいです)
子供と大人の間にいる少年が悪夢をみる…リーアム・ニーソンの低音ヴォイスで物語が始まる。
両親は離婚、一緒に暮らす母親は病弱(病は進行中)、学校ではいじめられ、過酷な毎日を送る少年は絵を描くのが唯一の救い。
ある夜半に怪物が現れ3つの物語を話して聞かせるという。4つめは自分の偽りない物語を少年が話さなければならない。
矛盾に満ちた物語は人生も世界も複雑で、いろんな方向からみることができ、解釈は一つではないと教えるもの。
親が死を前にして何を子供に伝え残してゆけるのか考えさせられる。
物語は水彩画のようなアニメーションで語られるのが綺麗だった。
子供が辛い目にあっているのを見るのは辛いね。でもきっと彼は大丈夫だろう。
映画館を出たら向かいは本屋さんだったので原作本購入。
これから読みます。
再度LOGANローガン
立川シネマツーaスタ極爆2D。音の凄さは銃撃戦とチャールズの発作シーンで体感できる。チャールズ、キャリバン、ローガンのかすかな息づかいまで聞こえて、彼らの痛みと衰えを実感して打ちのめされる。
彼らは痛みを抱えて絶望の中を生きている。自分にはどうすることもできない衰え、その場しのぎで症状を抑えながら制御できなくなる力に怯えている。
そこに現れた希望というには凶暴過ぎる少女。
ローガンは頑なに拒もうとするけど、チャールズは若いミュータントを受け入れ守ろうとする。チャールズはその先がどうなるかわかっていたんじゃないか?
今までいろんな表現(芸術全般)で出てきた使い古された普遍的な人生で大切なこと、それを伝えたかった映画だと思う。
老い先を直視したくない人もいるんだろうけど、弱って痛々しい姿を今この時代にアメコミヒーローとして見せたのは意味がある。
チャールズとローラ、ローガンとローラの触れ合いに心打たれる。
言葉にできないから泣くしかなかった。
@mari04 11人のカウボーイ、面白かったけど、びっくりな展開が待っていた。馬と牛がたくさんで砂ぼこりがすごい。カウボーイたちが10歳〜15歳で乗馬も投げ縄も上手くてたくましい。
最後が適当過ぎる気もするがおおらかな時代だったんだねえ…
『メッセージ』感想書いた。今回は理屈はほとんどなく、ほんとにただの感想。http://yhlee.org/movies/2017/06/09/arrival/
映画全般、Tom Hardy多め。 パンも焼きます。fedibirdにもいます。