子供と大人の間にいる少年が悪夢をみる…リーアム・ニーソンの低音ヴォイスで物語が始まる。
両親は離婚、一緒に暮らす母親は病弱(病は進行中)、学校ではいじめられ、過酷な毎日を送る少年は絵を描くのが唯一の救い。
ある夜半に怪物が現れ3つの物語を話して聞かせるという。4つめは自分の偽りない物語を少年が話さなければならない。
矛盾に満ちた物語は人生も世界も複雑で、いろんな方向からみることができ、解釈は一つではないと教えるもの。
親が死を前にして何を子供に伝え残してゆけるのか考えさせられる。
物語は水彩画のようなアニメーションで語られるのが綺麗だった。
子供が辛い目にあっているのを見るのは辛いね。でもきっと彼は大丈夫だろう。
映画館を出たら向かいは本屋さんだったので原作本購入。
これから読みます。