もっと見る

オキュラス/怨霊鏡鑑賞。ブレントン・スウェイツとカレン・ギランを満喫できます。 

ホラー的な怖さはもちろんあるんだけど、精神的に追い詰めて、逃げきれてなさの部分をリアルなオチに持ってくるのマジやめてほしい。かわいそすぎる…。ティムも不安定だけど、ケイリーもそもそもの発想がすでに飲み込まれてる感じだし。
なるほどなー。ストーリーは全く違うけど、フラナガン、「ホーンティング・オブ・ヒルハウス」でやってたような表現、すでにここでやってたんだな。家族もの、取り憑かれた両親、逃げられない家、過去と現在の交錯。
説明不足というか、粗はだいぶあるが、私の好みに合致してはいる。

ノック 終末の訪問者鑑賞。 

バリバリにタトゥーの入った大男が家に押し入ってきて、ものすごーく穏やかに理知的に頭のおかしい話をしてくる。もう不気味さしかなくてすごく良かった。小学校教師ですよ☺️って言われても全然安心できない…何も悪いことしなくてもすでにちょっと怖い(人を見た目で判断するの良くない!)

スレッドを表示

ノック 終末の訪問者鑑賞。 

究極に意地の悪い問いかけ。世界か家族か。信じるか信じないか。意図をしっかり読めてなさすぎて「OLD」を引き合いに出してしまうのだが、あっちが強制的癒し装置だったら、こっちはうやむやのまま推し進める入信装置、かな?強制ではないし、入信/信仰と言っても厳密には宗教でもないと思う、あえて言うなら人への信仰?
救う選択をするというのは信じているかいないかにかかわらず、なし崩しに信じた世界に足を踏み入れてしまうということで、信じていないアンドリューが、"助かった"世界=信じた後の世界、愛するエリックがいない世界を生きていかなければいけない。全部偶然だと思い込めばエリックの死は無駄になるし、全部本当だと信じてもエリックは返ってこない。これから生きていくためには信じるしかないんじゃないかなぁ。
本来穏やかな休暇?を楽しむはずだった場所で行われる惨劇ってのも含め、最初から最後まで、悪意はなくとも意地は悪い。という捉え方しかまだできていない。

ブレット・トレイン鑑賞。昨日TAS会のニンジャ話で腹筋が死ぬほど笑ったので。 

ずっと見そびれていたこれを鑑賞。面白かったー🥰そして期待通りトンチキ。トンチキニッポンだし、殺し屋たちもトンチキ。良いー。めちゃくちゃギャグなんだけど運命・宿命の話でもあって、いやなんかもうそんなんどうでもよくて、新幹線に乗って東京から一晩かかる京都とか、車で走ったほうがはやい。
殺し屋たちがみんな魅力的でよかった!

キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン鑑賞。 

take care of …大切にする/世話をする・面倒を見るという言葉が、これほどまでに傲慢で醜悪で聞こえることがあるのだろうか。オセージ族の人々が我々の文化が失われると嘆いたそばからあっさり白人の価値観に染まってるじゃねぇかと最初はしらけた目で見てしまったんだけど、そんな考えも吹き飛ぶ強欲におそれをおぼえた。ヘイルの狡猾さ邪悪さには本当に本当に虫唾が走るが、アーネストの頭の悪さもとってももどかしい。利用されていることにも気づかず、計画を無事遂行できる頭もなければ、責任の取り方もわからない。無能の極み。大変愚かでムカつく、素晴らしい演技だった。
そして、最後にここまでみてきたものすべてを"エンターテイメント"として消費してしまう、見ている私自身を強烈に自覚させる演出。あれがなければ悪いやつを見た嫌な気持ちになるだけですんだけど、あれとモリーの見透かすような静かな目に自己嫌悪まで感じてしまう、腕がすごい。

恋をしましょう鑑賞。
「金があれば何でもできると思ってるような人はダメ」っていうアマンダに正体を明かせない→明かしても一向に信じてもらえないの、めちゃくちゃ笑った。でも結局全部金で何とかしようとしてて、クレマン氏ってば全然わかってねぇなぁ…ムカつく…と思う。というわけでスッキリしないし、何でもない話だし、タイトル(原題)も作中の歌もだいぶセクシーだけど、マリリン・モンロー演じるアマンダがキュートで頑張り屋で優しくてほんっとうに良い子!
アイラブユーダーリンとか囁きながらジーン・ケリーと踊ってるのマジなんなのw登場のさせ方が贅沢w

ドミノ鑑賞。 

予告から想像してたのと全然違った。でも悪くない、シンプルでわかりやすくて、個人的にはこれくらいがありがたい。
誰/何と比べるわけじゃありませんが!私は映像技術にそれほど興味がなく、某難しい映画に「単に家族の話をするだけなのにここまでわけわからなく壮大にする必要あった?」と思ってしまう方なので、これくらいの、敵組織がふわっとしてて、家族の物語でした!どうだ!俺たち強いぞ、えっへん!くらいの方が、好ましい。序盤しかめ面ばっかだったロークが最後ミニーの後方でずっとめっちゃ余裕こいた笑顔浮かべてるの最高だ。
意図的なのかどうかわかんないけど、話にぐっとのめり込んでみてると暗い場面→めっちゃ明るい場面!ってなる個所が何回かあって、それのおかげで「あ、これ現実がわかんない…本気で見ちゃいけないやつだな」と突き放されるので冷静に見られた。そこまで考えてなくて、単にコントラスト強めで眩しかっただけかもしれない。
現実だと思ってたものがあんな安っぽい柱やハリボテでできてたというのって、まさに映画そのもの…偽物を本物に見せる技巧だな、と思えて結構好き。

Mercury鑑賞。アイデア勝負なインドホラー映画。 

字幕(セリフ)なくてもだいたい大丈夫に作ってあるホラー、すごい。スッバラージ監督作品だった、やっぱり面白い。アイデア勝負な映画って結構好き。
話としては「パリピが調子にのってたらかなりひどくやらかして、かなりひどく復讐される」よくあるタイプのホラー映画。だけど、ほぼ言語なし、かつ、非常に強い社会的メッセージを含む。まぁ、そこがうまく噛み合っているかというと言葉がないことで少々わかりにくい部分もあるのが微妙な線ではあるが、とにかくセリフを使わないための工夫とその設定が興味深い。(そんなに数を見ているわけではないが)インドホラーらしくたいして怖くはないんだけど、あなたもそっち側だったのかー!っていうのと、エンドロールのCorporate Earthからの見せ方…ゾッとしたし良かった。

AIR鑑賞。 

スポーツのことは全然わからんが、NIKEって、そしてそのバスケ部門ってあんな弱小というか崖っぷちというか、そんなだったんだねー。全然知らなくて面白かった。
ちょっとずるいじゃん、常識破りで家まで押しかけて、面白いと思ってもらえたもの勝ちみたいなの、と思わないでもないけど、巡り合わせ?時の運?(例えばコンバースが業界最大手を笠に着て天狗になってなければ…あるいはアディダスがしっかり一枚岩だったら…)そういうものも味方につけての物語って、やっぱすごい。
ソニーとフィル…マット・デイモンとベン・アフレックのやりとりの安定感の他にも、靴オタクとも言えるようなピーターの存在や、原稿のエピソードがめちゃくちゃ効いてくるのとか、細々したところが結構好き。そして私はヴィオラ・デイヴィスがとても好きなので、あの存在感と強さは本当に良かった。

アーミー・オブ・シーブス鑑賞。
オブ・ザ・デッドには悪いが、正直、断然面白かった。ゾンビは出てくるけど出てこない…もしかして私、ゾンビ映画そんなに好きじゃなかったのでは?
遠い国の、金庫破りディーターくん(セバスチャン)の前日譚。中身なんてなんでもよくて金庫を破ることが目的というちょっとオタクっぽい、オブ・ザ・デッドの方でも浮いた存在で、でも今回その理由、彼のはしゃぎぶりや最期になるほどなぁと深みが増して、すごく良かった。誰より孤独で普通で閉じこもっているセバスチャンが、自分の一番のこだわりに価値を見出してもらえて、何者かの仲間になれる。それではしゃぐ、あるいは落ち込むのがわかりすぎて、そこにときめいた。セバスチャンかわいい。それと、やっぱり私は普通の神経の人が巻き込まれてキャーッ😱ってなる話が好きw
金庫破り、めちゃくちゃアナログなんだけど、ただ本人の技術のみの戦いであるのと、見せ方として美しく繊細なギミックがカチカチとハマって開いていく音がとても気持ちが良い。

アーミー・オブ・ザ・デッド鑑賞。
へぇ、ザック・スナイダー、一周回ってゾンビに帰ってきたんだねー。やっぱりオープニングみたいな、ミュージックビデオな単位の映像撮ると光る。すごく好き。
ゾンビにもゾンビの社会?があるんだよという話とか、父と娘とか、なぜか…あまり…ノレなかった。そもそもゾンビゾーンへの案内人やヘリ担当・鍵担当とかそれぞれ割とキャラはたってるし、すごくわぁっと盛り上がりそうなのに、全てにおいてアッサリしていたなぁという後味。

コンジアム鑑賞。心霊スポットの廃病院で生配信しちゃうぞ📹 

…思ったほど怖くなかった…。なんだろうね、もうちょっとコンディションを整えて、真っ暗な部屋とかで見るべきだった。昼間に見ても全然怖くない。あ、でもあれは怖かった。絶対いるから絶対振り返れないじゃん…ってなるところ。
調子にのってる不法侵入者なんぞやっちまって結構、くらいの荒んだ気持ちになってしまう。みんながしてるからって勝手に落書きするな。雑は雑だけど、なんとなく「グレイブエンカウンターズ」の方が好きかも。

オペレーション・フォーチュン鑑賞。 

一言で言うと、気持ちが良い作品。プロフェッショナルな動きの気持ちよさ。
バサバサと攻撃を受け流して打撃を叩き込むオーソンのアクション、サラのセクシーで巧みな誘導と技術、背中を任せるのに何の心配もないオールラウンダーJJ(狙撃の腕が最高、惚れる)何もかもが気持ちよかった。あまりに滑らかで気持ち良すぎて、見終わった後、各国の景色がいちいち美しかったなぁ☺️と、グレッグとダニーがラブラブじゃん☺️しか頭に残っていない。
ベンの下への人事異動と「ベンじゃない」から「こっちがベン」のぬるっとしたテンポが狂おしいほど好き。

もしかしたら、結構気を遣って作られてる作品なのかも、とも思った。例えばベンの気を逸らすのが、もちろんサラの色仕掛けじゃなく知性だったり。あえてつっこむならヤマモトさんの日本語が少々怪しい?のはあるけど、あれも作中の映画という言い訳もつくし、私が日本人だから気になっちゃうだけで。というか、作中で出てきた他の国の訛りが正しいのか私にはわかんないしな。まぁともかく。気持ちよく見られて楽しかった。

Janatha Garage鑑賞。
環境保護を学ぶ学生アーナンド(NTR Jr.)、車の修理工場Janatha Garageの経営兼地域の問題解決を請け負うサティヤム。
子どものためを思って荒事稼業から引き離したのに、お互い何も知らないうちに結局そこに戻っていく、運命みたいな話が面白くはある。アクションも普通に派手で面白かった。けれども、環境保護ボーイ(超絶腕っぷしが強い)から地域問題を解決する人(超絶腕っぷしが強い)になるのってちょっと…いやだいぶ強引じゃないか?という感じに、終始強引。たった一人の息子なのに!に対して、息子なら俺がいる!とかも、えぇぇ…と思った。ただ、結局父親のサティヤムがビシっと決着をつけるのと、息子にも容赦ないのはすげぇ。
エンドロール中に「光の祭?でクラッカー使うのやめた」って言ってたからそこがメインだったのかもしれない。
カージャルさんのアイテムソングがあったー、地元最高みたいな歌(省略しすぎ)

限りなき追跡鑑賞。
ヒロインを動物のように投げ縄で引きずり、他にも女を侍らして、仲間にも容赦ない。見た目は一見紳士っぽいけど、ずるいし汚い。スレイトンがド外道。スレイトンの印象があまりに強すぎて、主人公?枠のベンのキャラが薄い。のに、婚約者を取り戻して終わりというのではない正義漢ぶりを見せつけられて戸惑う。
リー・マーヴィンがいた!

SMILE/スマイル鑑賞。 

不気味な笑顔はとてもとても良い。だけに、そういうクリーチャーが出てくるっていうのはなんだか拍子抜けだ。
そして、自分の心の問題…トラウマがあったり付け入る隙がある心だから棲みつく…みたいな話運びなのに、"たった一人の目撃者"を必要とする物語(目撃者がいないと怪異が続かない)であることはちょっと噛み合っていない気がする。パーソナルな物語であれば一人で完結してほしいし、逆に"感染"が怖さの一部であるなら観客という目撃者がたくさんいるのを利用しない手はないと思うんだけどなぁ(なお、私は利用されたらされたで「感染力強いとか、怪異って自意識強すぎ」などと文句を言う人間です)

危険なUターン鑑賞。
悲劇は悲劇だし、社会的なメッセージも実はある、グロ描写も控えめなインドらしい上品なホラーではあったけれども、中央分離帯的なあのライン、そんな雑にブロック置いてあるだけなの⁈というのにまず一番驚いた。

海賊じいちゃんの贈りもの鑑賞。
あっはっはっは😂涙が出るほど笑った。事実だけ見ると「孫がおじいちゃんに火をつけて海に流した」というとんでもない話なんだけど、なんだかんだ言ってみんな丸くおさまって、ああいうお葬式?はある意味幸せかもなぁと思う。

レジェンド・オブ・フォール 果てしなき想い 鑑賞。
壮大で大河ドラマ的だし、名作だろうとは思うけれど、私には非常に退屈な映画だった。
固い長男、自由な次男、愛され三男が一人の女性をめぐって長い時間をかけて崩壊していく。スザンナがひっどい悪女とかでもないので何が悪いといえばあえていうなら時代が悪いのだけれども。崩壊からの持ち直しに結構びっくりした。お、そうくるか!
そういえばブラピの映画って、そんなに見てないかもな。

バッド・ディシジョン 終わりなき悪夢のはじまり鑑賞。 

しょっぱい空き巣だけどごく普通の人間性、一般的な良心を持ち合わせた人間が、とんでもないお宅に侵入してしまって…という話にBad Samaritanのタイトルをつけるセンスはわりと好き。なぜそこまでするのか?の説明に、一応なっている気はする。巻き込まれ型コメディは好きだけど、シリアスだと普通に危ない事件ですねっていうだけの話になってしまうけれども。
一見スマートで清潔感ある独身男性だが、アカン方向に切れ味の良い(銃も撃つ!)デヴィッド・テナントが見られるというのは実に良い。

もっと見る
映画ドン-映画ファン、映画業界で働く方の為の日本初のマストドンです。

映画好きの為のマストドン、それが「映画ドン」です! 好きな映画について思いを巡らす時間は、素敵な時間ですよね。