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じょ~い@えいがどん さんがブースト

「雪の日に見たい映画」って、何かあったかな…

『ボス・ベイビー』 

『ボス・ベイビー』の最大の魅力は見た目のギャップであろう。
パッと見から赤ちゃん可愛いのゆるゆるスイーツ映画かと思ったらちっとも違う。
元々は憎み合っていた敵同士がバディになり、バディでミッションやアクションを繰り広げる。 eigadon.net/media/ii8yLl8mOF6j

『ボス・ベイビー』 

意外にも見応えのあるアニメ映画だった。
アクションも多く、家族、愛のありか、争いの果て、分かち合いなどテーマも色々見せ、現代社会にも通じるものがある。
ビートルズの「ブラックバード」の効果的な使い方や中年世代には懐かしい「水曜スペシャル」のテーマなど音楽も良い。
まずは可愛い外見に騙されないこと。

まあ、『ハッピーエンド』はバカじゃわからないな

ミヒャエル・ハネケ最新作『ハッピーエンド』 

基本的にはブニュエルの『ブルジョワジーの秘かな愉しみ』の系譜のブラックコメディ。何気もなさそうな所に何かを散りばめるハネケ節健在。ある意味『愛、アムール』の逆位置に辺り、スマホ撮影や人種・移民を使った不穏さなど現代らしさにも果敢に挑戦。同系統の映画のトマス・ヴィンターベアの『センセーショナル』やオゾンの『ホーム・ドラマ』があるし、ハネケの作品としても『コード・アンノウン』があるが、これらを考えるとインパクト不足や中途半端さが否めないが、それすらも計算のうちとも見える。
不快な作品を作ろうとしたハネケの珠玉の不快映画。ハネケからの挑戦状ともとれ、野心・イズムの健在が伺える。

『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』は『バッド・チューニング』や『6才のボクが、大人になるまで』から続けて見るといいよ

じょ~い@えいがどん さんがブースト

”エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に”
何も考えずに録画していたこれを観たが これは面白いし うまい作りだと。
それもそのはずリチャード・リンクレイター監督。
大学入学までの短い期間で子供から大人になるまでの乱痴気騒ぎの大学生の話。

『劇場版 マジンガーZ/INFINITY』は出来れば2Dの方がいいかも。4DXは戦闘シーンの揺れが半端ない。

ただね、『マジンガーZ INFINITY』、4DXはめちゃくちゃ動く。バトルシーンは落ち着けない。
あと、「マジンガー」ワールド初見となる若い世代には懐かしのネタはついていけるのか問題と、
オンタイム/再放送世代がアンドロイドのリサやゆるいマジンガールズの現代アニメ的な表現を受け入れられるか問題があるね

『マジンガーZ INFINITY』は『パシフィック・リム』や『シン・ゴジラ』に対する永井ワールドの回答とも取れる

『マジンガーZ INFINITY』はマジンガーZ/グレートマジンガー等のロボット、Dr.ヘル、あしゅら男爵、ブロッケン伯爵などの敵といった従来の永井豪マジンガーワールドの魅力を詰めつつ、アンドロイドのLisaやマジンガールズ、エネルギー問題、世界の多様性といった現代性を織り混ぜ、なおかつ超巨大な魔神「インフィニティ」など、「マジンガーZ」の新作、劇場版として良くできてる。

『マジンガーZ INFINITY』、なかなか良かった。東映の特撮・アニメの遺産の続編・新作として手応えがあった。
大人のマジンガーZ、その後のマジンガーZ/グレートマジンガー。
マジンガーワールドに触れたことがある方なら楽しめる。

そしてその『スリー・ビルボード』の主演がかつて『ファーゴ』で女巡査部長を演じたフランシス・マクドーマンドで、今回警察署長を演じてるのが『ナチュラル・ボーン・キラーズ』のウディ・ハレルソン

『スリー・ビルボード』の愛憎・私怨のクライム・サスペンスの狭間で見える黒澤明の『生きる』や『羅生門』の手法やクズ白人を使った『時計仕掛けのオレンジ』的な因果応報、ちょっとした会話で『ブロークバック・マウンテン』を匂わせるなどやることが映画マニアをこそばゆくさせてニクい!

『スリー・ビルボード』における差別は黒人差別だけではなく、メキシカンやミゼット(小人)、同性愛者にも及び、その憎しみ合いの果ての顛末とも見えるが、そこにこのドラマの渋みがある。

『スリー・ビルボード』、要は娘がレイプ殺人で殺された母ちゃんVS田舎の怠慢警察軍団なんだけど、田舎のアメリカの風景と南部アメリカン気質、差別と暴力、報復につぐ報復など今のアメリカらしいクライム・サスペンスだった!

『スリー・ビルボード』、久しぶりにすんごい映画だった!
『ファーゴ』のフランシス・マクドーマンド、ウディ・ハレルソン、サム・ロックウェル、さらに『ピクセル』に出てきたミゼット俳優ピーター・ディンクレイジまで活躍!!

『ZEN FOR NOTHING』の映像技法にATG映画の『餓鬼草子』がダブったね

『ZEN FOR NOTHING』はそこそこキツい禅修行だけど妙なゆるさがあって、そこを誤解されかねない。けど、あるがままという意味ではちゃんとしたドキュメンタリー映画である

ドリフ映画『ザ・ドリフターズのカモだ!!御用だ!!』を見てた。志村加入後のドリフ映画は実は貴重で、荒井注時代の5人まとまったドリフ映画とはちょっと違い、芝居が上手いいかりや長介を完全に中心にしたドジ刑事とチンピラのドタバタ劇。若き日の樹木希林や倍賞美津子など上手い人が光り、「喜劇」シリーズの瀬川昌治らしい小気味良いコメディ。けど、ドリフ映画としてはバランスが悪く、いかりや長介の映画という印象が強い。

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