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乱数放送題材にしたバーフォード『殺しのナンバー』(13)は、やはりジョン・キューザック主演のジャンル映画(スパイスリラー)だけど、元々はイーサン・ホークだったという。そういえばホークもジャンル映画と上手くバランス取ってるなあ。ホークもまとめて観直したい。

アルバレス『ドント・ブリーズ』(16)やっと観た。まあ俺は『パニック・ルーム』(02)偏愛してるからな。そりゃこれも好きですよ。

カウフマン『ライトスタッフ』(83)をブログで取り上げました。
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宇宙の7人は実在の人物に似せたのに、なぜチャック・イエーガー演じるサム・シェパードだけ違うのか?ということと、キューブリックは断られたけどカウフマンの依頼は受けたアブストラクシネマの巨匠ジョーダン・ベルソンのことなど。イーストウッドの話で〆てます。参考書籍は03年の『映画秘宝』。

オニール『コレクター』(11)と併せて、全然ドライヴがハードじゃない!とコキ下ろされてるトレンチャード=スミス『ドライブ・ハード』(13)をジョン・キューザックつながりでブログに紹介書きました。
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リーアム・ニーソンは褒められるのに、なんでキューザックは見て見ぬ振りなんだよ!とか、要は逆ギレしたファンの因縁です。

ダニー・エルフマンのサントラ買ってしまった!

元カノ対策のためにFBは限定的にうやるべき!ことを証明した(のか?)『ガール・オン・ザ・トレイン』(16)はエミリー・ブラントのヘヴィドランカーぶりが最高ですが、ルーク・エヴァンスにアンタのカミさん浮気してっから!とチクりに行った折、まあ飲めと手渡されたビールを一旦は断るが断り切れず、ほんじゃまと飲むシーンがなんと言うか、可愛いよねー!車窓からの覗き、あるいは自分だったかも知れない彼女描いてデ・パルマ向けの企画だったと思う。

大好きな『ポルターガイスト2』(86)についてブログに書きました。
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監督ギブソンは初の米映画だけど、なぜこれを選んだのか?ということとあとはたんなる個人的な思い出です。この映画は『ゴースト』と併せて観るとオツかも。

オニール『コレクター』(11)。原題は『THE FACTORY』で全然違うしコレクターへの偏見助長する駄目な邦題だがさておきなんの工場かといえば赤ん坊なんだな。ということで『羊たちの沈黙』(90)にも一部引用されたゲイリー・ハイドニックの犯罪にインスパイアされて作られたサイコスリラー。娼婦が連続して行方不明になるが、そこは娼婦で誰も探す人がいない。この事件を追う刑事ジョン・キューザックはメイ・ホイットマンの娘との関係に悩んでいるのだが、捜査中娘がいなくなり、その時の彼女の服装を反芻して愕然とする。まるで娼婦やないかーい!事件に巻き込まれた可能性があるのだ。ちょっと変化球の家族映画でもあるが、変化球過ぎたのか本国ではDVDスルーの憂き目に。大好きなジェニファー・カーペンターがキューザックのバディ役で出演。なかなかのイヤミス。

コンチャロフスキー『或る人々』(87)。或る人々とは『SHY PEOPLE』。Shy Peopleとは南部の人でジル・クレイバーグのジャーナリストがルーツ取材しにミシシッピの沼地で出会うのがバーバラ・ハーシーの一家。そこで過ごす3日間の出来事が描かれるのだが、檻の中の三男、双頭の亀、顔のない長男の写真、亡き父の亡霊等、当初は困惑しかないクレイバーグとマーサ・プリンプトンの親娘だが次第に打ち解けて…。ハーシーがキャノンフィルムであること物ともせずカンヌで女優賞受賞した秀作。音楽はタンジェリン・ドリーム。監督が「ピンク・フロイドの『炎』みたいに!」と注文したサントラは一部マニアの間で人気作となっている。

ジム・フジーリの『ペット・サウンズ』という本がある。村上春樹が訳を付けた。『ペットサウンズ』を1曲1曲、大切に解説するものだがB面4曲目「駄目な僕」を村上氏は「間違った時代に生まれた」というタイトルに直している。『ペットサウンズ』の作詞を担当したのはトニー・アッシャーで、だから歌詞をブライアン・ウィルソンの自伝に捉えるのは違うとしながらも「間違った時代に生まれた」はウィルソンの心境そのものだとアッシャーは語っている。「間違った時代に生まれた」は、自分が時代に先行し過ぎてそのほかの人を置き去りにしなくてならないことを知り、悲しみに暮れる男を歌った歌で、だからその制作時と未来を重ねるという『ラブ&マーシー』のアプローチは間違っていないと思うのだ。そしてアルバムは終わってまた1曲目に戻り「素敵じゃないか」、は、「歳を取るって素敵じゃないか」と歌ってはじまる。

自分は『ペットサウンズ』のTシャツを着て次男に『サージェント・ペパーズ』のTシャツを着せて遠足に向かう妻に、分かってやっているのか?と思ったら観たくなったので『ラブ&マーシー』(15)。後妻のモデルが落ちぶれて車売っていた頃に知り合ったとかはじめて知ったんだが時は85年でその頃のキューザックといえば『シュア・シング』でダフネ・ズニーガとヒッチハイクしながらカリフォリニアに向かっていた。『シュア・シング』みたいな映画ばかり観ていたあの頃、アダム・サンドラーが泣きながら歌っただけで彼のキャリアのベスト5に『50回目のファースト・キス』(04)が食い込むほど青春時代を慰めてくれた「素敵じゃないか」は『ペットサウンズ』のA面1曲目。『ペットサウンズ』に衝撃を受けたポール・マッカートニーは『サージェント・ペパーズ』制作を急ぎ…とかいろいろ脳内が複雑になって気が付けば泣いているというシロモノなのだ、これは。うわーん!

『アンブレイカブル』のサム・ジャクソンのあのヘンな髪形はシャマランの指示。

『ポルターガイスト2』(86)には不気味な黒服が出て来るけど、彼を見ると思い出すのが実は『ライトスタッフ』(83)だったりする。『ライトスタッフ』も黒服がパイロットをスカウトしてあっちの世界に誘い込むのだ。そんなわけで『ライトスタッフ』また観た。しかも夜中に。いつ見てもクリント・イーストウッドはチャック・イエーガーを演じたかったんだろうなあと思う。この監督がフィリップ・カウフマンだというのはすごい皮肉な話なのだ。ところでイエーガーが協力した映画がジョン・ウェインの『ジェットパイロット』(57)。ウェインが「馬からジェット機に乗り換えて」活躍するスカイアクションだった。

シャマラン『アンブレイカブル』(00)についてブログに書きました。
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とはいえ書けば書くほどネタバレになるので、シャマランがいかに変わらないかを当時のコメント引き合いに確認しているだけです。あと『ヴィジット』(15)を観た時、『シックス・センス』(98)を観た時と似た感覚を覚えたことなど。

ランティモス『籠の中の乙女』(09)ブログ記事書きました。
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ジョン・ウォーターズの言葉「人生を無駄にしないためにも、もっとくだらない映画を観なさい」を引き合いにトリヴィアルなことが中心のうちのブログにしては多少変わったアプローチの文になってると思います。

ジラルディ『必殺の用心棒』(66)。スパイブームの最中に作られたマカロニウエスタンゆえその要素ある異色作とのことだがあまりそんな風に見えなかった、のは、主人公演じるハント・パワーズが所謂ハンサムというよりノア・テイラーやウィリアム・H・メイシー的ルックスで女性専用射撃クラブ運営して女好きアピールするもプレイボーイに見えないことが大きい。指輪の鏡利用して戦うのだが、どっちかっちゃーそれを植草教授的に使ってる感じなのだ。100人の北軍兵が忽然と消えた!というミステリもオチはなんだかなあだし、もうひとつだった。

隷属逆転描いてヴェネチアで酷評されたが本国で熱狂的支持得たロージー『召使』(63)はホモ映画としても有名だがロージーは「英国上流階級のバックグラウンドにはいつだってそれがある!」と主張、現場でJ・フォックスが和風ガウン纏っているのを見てS・マイルズは「オカマ!」と言って楽屋に引っ込んだという。それはともかくとして、このD・ボガードを演技に取り入れようと考えたのがリチャード・ギア。アンディ・ガルシアにホモ的に迫り『背徳の囁き』(90)で新境地開拓した。

2時間サスペンス『悪霊に追われる女』(89)。死んだフリをしたりお化けに化けたりして主人公追い詰める話が好きなのはそれがあまりにバカげた行為で笑えるから。その意味ではこれも楽しめた。魚の頭投げ付けて脅かす場面に爆笑。最後はキャリアウーマンやめ畑を耕す片平なぎさ。

『ジェイコブス・ラダー』リメイクは成功するのか?その監督デヴィッド・M・ローゼンタールの資質を現在輸入されている2本の監督作から考えてみました。
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しかしお化けが人間をすり抜ける描写はあまりにバカバカしいのでは?とジェリー・ザッカーは思ったのだがある映画を観てイケると思い直した。『ポルターガイスト2』(86)である…というワケでまた観た、『ポルターガイスト2』。ガキの頃から大好きな映画でもう何度観たか分からないが何度観ても面白い。最高だ。今回『ゴースト』とのつながりを意識して観たがそうすると、かなり『ゴースト』的な話だと分かる。すり抜け場面だけじゃなくいろいろ引用しているような。ところで引用といえば、Knock knock、オカンはドアを開けるがいない…と思ったらババア小さ過ぎてすぐそこにいるのが分からなかったのだ!池乃めだか師匠のネタをゼルダ・ルビンスタインがパクッている。

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