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「ロード・オブ・ウォー」の話題が出てるけど(俺も好き)、ニコルさんの『「シモーヌ」の後半の展開は「あなただけ今晩は」と同じじゃないか問題』って、あんまり指摘されないよね。

「ここでは見た映画の感想を全部書くぞ!」とか思ってたのに、2日で挫折した。

”San Quentin”見た。「前科者」のときも思ったけど、ロイド・ベーコンの映画って、カーチェイスの場面になると急に生き生きするなぁと改めて思いました。コマ落としを多様しててね。

あと、ボギーさん、途中まで良い人キャラになりつつあったのに、ある誤解から一気に悪の方に振れると、途端に演技がいきいきしだしたので「やっぱりそっちの方が良いなぁ」とも感じたです。はい。

「バーニング・オーシャン」は「石油も広い意味で恐竜なんだ。だから石油が出てくる映画はその時点で恐竜映画でもあるんだ」ということを描いた点で革命的な一作かもしれん。

「コクソン」で「いかにも悪魔です!」みたいなのを出して成功したんだから、ここらで大真面目に「脳型生物」を復活させるのも悪くないような気がする。やはり人類には「脳味噌の映画史」というものが必要なのだ。 eigadon.net/media/XJVn7kMh4huq eigadon.net/media/koPigkMALu8y eigadon.net/media/HFTx9zBkgK3j

”The Atomic Brain”見た。映画は”ガラスケースに保存された美女の死体(裸)”が出るだけでアガある…ということを(またもや)証明した怪作であった。これに「脳移植」に「怪しい実験室」も出てくるのだから、完成度に関して文句を言ったらバチがあがるだろう。 eigadon.net/media/JE6PjvHIuGJT eigadon.net/media/zk5f0addxZLl

「水の中のナイフ」を久々に見てたんだけど、俺、この映画で一番イイのは冒頭だと思う。走る車の窓に、舗道に並んで立ってる木が反射してる映像ね。単純にこの手の景色が好きってのもあるのだけど。

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ルビッチさんの「花嫁人形」は添野先生の言う「時代を先取りしすぎた童貞映画」の傑作なのだけど、他にも手書きの月や太陽が出てきたり、風船で空を飛んだりと、陽性版「カリガリ博士」というべき美術や表現方法が楽しい。これを見ると「今の映画の〝リアリティ〟なるものは、なんとコスいものか…」と思わずにいられない。昔の人にとっては、魔女も妖精も魔法も、車や工場と同じくらい「現実的」なものだったのだ。その感覚が本作にも生きておる。
だからこそ、SFもファンタジーもホラーもぶち込んでおきながら「え、俺が作ってるのは単なる”映画”ですよ。ジャンルとかは知りません。ただ人生の1ページを撮ってるんです」とあっけらかんとできるのだろうと思う。その「あっけらかん」ぷりが羨ましい。

俺だけ、こんなにバンバン長文を投稿してて良いんだろうか…

あれは「見た目より、心の美しさが大事なんだ」という話でもあるのだけど、それ以上に「たとえカエルだろうが野獣だろうが『この人と結婚する!』と決意したら、その瞬間から、その人は魅力的に見える」という”結婚の教訓”みたいな意味合いもあるワケで、それはやっぱり、ちょっと見たかったかなー…とか思っちゃうんですよ。はい。

『美女と野獣』楽しかったけど、よくも悪くも「趣味が合う人」たちのラブストーリー感があって、「野獣」というより”ちょっと顔が個性的な人”と付き合って感じ(そこまで性格も悪くなさそうだし)が、多少は気になったり。

デート?映画は一人で見るものだよ。

ギャレスって「脚本通りに撮影する」って発想あるのかしら。なんかそういうの好きじゃなさそう。

”ain't no mountain high enough”はGOTGじゃなくて「永遠のモータウン」のED派。最後の転調と共に、彼が作ったヒット曲の名前が次々と浮かんでは消えていくところが超泣ける。

ダラボンはギャレゴジの脚色にも
参加してたらしいけど、あの映画のコレって「グルーンマイル」のアレの変奏なんじゃ…

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「ミスト」、カナザワ映画祭で上映されたとき宗教おばさんが射殺される場面で拍手が起きてた。あと、前の席にいた外国の観客が「ここ笑うとこ?」みたいな場面でもゲラゲラ笑ってたのが印象的。

前々から思っておったが、昔の怪物映画で怪物を見たときにヒロインが失神するアレ。物語の展開上、超便利だと思うので、復活させたほうが良いと思う。「ナイスガイズ!」で「転んで失神」をやったんだから、これもやろうぜ。期待してるぞ 「ザ・マミー」!

ヨシキさんが「日本の怪獣映画は”どう見ても着ぐるみに人が入ってる暴れてるようにしか見えない”異様な映像が見れるから好きだ」とどこかで書いてて、特撮ファン的には「……」となったのだけど、本作の”どう見ても着ぐるみに人が入ってるようにしか見えない”ゴリラが人を殺しまくる場面には異様な高揚感があったので「あぁ、そういうことか」とちょっと納得したりしました。はい。
なんであれ、普通の映画では見れないような「異様な映像」が存在する映画は名作だと思います。うん。

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