10 クローバーフィールド・レーン
POV系SF映画「クローバーフィールド」から続く同一世界の物語。
思うにこの映画は、前作から連なる作品であることを知っている前提で観るか。
それを知らずに純粋に密室ホラー目当てで観るかによって、見方が大分変わってくる。
「前作で描かれたNYの大事件との関係性」と「主人公ミシェルを監禁する謎の男の正体」の双方の謎の解明が同時に展開されていく構成だが、結果的には前者の解答はそれなりに用意されている一方、後者に関しては有耶無耶なまま強引に終わらせているのが惜しい。
クローバーフィールドに一度でもハマったことのある人は最後まで楽しめるだろうけど、それ以外の方にとっては消化不良感があるかもしれない。
人生ナンバーワンは難しいな・・・。
正直自分は皆さんのような根っからの映画好きとは程遠い中途半端な駄目人間なので、結構ハードル高いです。
人生でナンバーワンと言える程ではありませんが、今の自分の中にあるヒーロー観に間違いなく影響を与えているのは、1989年の「バットマン」ですね。(またかよって思った方、すんません。)
自分がこのキャラクターに拘る大きな理由は、物心ついた時から観ていた洋画の一つがこの作品だったからです。
リアルともファンタジーとも言い切れない、その中間に位置するようなゴッサムシティの独特な世界観、鋭い眼光、不気味な笑みを印象づける全身黒ずくめのバットマンの気持ち悪さや、その雰囲気からは想像もできないようなキレッキレなアクション。
そして顔面白塗りで終始にっこりスマイルというインパクト絶大なジョーカーの存在。
気づいた時にはVHSの映像が荒くなるぐらい観まくっていたと記憶しています。
この作品以上に優れた作品は当然幾つも世の中にはあるのでしょうが、自分にとっては間違いなく人生において大きな存在になっている映画ですね。
実はBvSのマーサ救出シーンってバットマンが床から入場する際に、よく見ると一人だけ床下に落ちていたりする。
最近そのテスト撮影の風景動画が公開されたので、それをちょっと思い出した。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=47&v=2JJZ-cfpXtU
「木根さんの一人でキネマ」の木根さん、ターミネーターのシリーズ最高傑作は「1」、「3」も普通に面白いじゃんという発言でめっちゃ好きになった。
ターミネーターシリーズは今でこそシュワちゃんが味方なら何でもアリみたいになってるけど、やっぱり本来の醍醐味はあの冷徹殺人マシーンが黙々とターゲットを殺害するべく追い続けるという緊張感MAXなシチュエーションだったと思うんだよね。
何よりヒーロー俳優として確立されているあのシュワちゃんが、第1作目当時は主人公組と敵対する側に立っているのが最高、いや最恐だった。
「3」はそんな一作目のバイオレンス全開な作風と、予測不能な展開をちゃんと引き継いでいて、実は原点回帰とも見て取れる作品であり、一作目こそがベストって人にとっては結構たまらん映画なんですわ。
にしても眼鏡美人でスタイル良い上に、趣味に対して真っ直ぐな木根さんは最高だな。
人前では「出来る美人上司」なのに、プライベートではグダグダなお姉さんというギャップも素晴らしい。
好きな映画とかアニメとか気ままに語りたい。
「DCフィルムズユニバース(DCFU)」(別名DCエクステンデッドユニバース)を応援・・・してたけど今は様子見中。
ベンアフレックのバットマンが死ぬ程好き。