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コレはホントに只の思いつき、感触でしかないんだが、「沙村広明の漫画を実写にする」って時に一番難しいのは「女性象」なのではないか?
今回のむげにんもアクションとかより杉咲花の凛に何を言わせるか?どんな動きをさせるか?に一番苦慮してるように見えた。

イヤ、無限の住人はよく考えれば瑕疵だらけですよ?槇絵戦辺りまではザクザク原作のエピソードを切ってる印象しかなかったし、役者は概ね良かったものの、杉咲花の凛は若干行動動機があやふやだったり。
でもやっぱり凛と万次が別れてから二人の間に絆が芽生えていた事が解る情に溢れた回想、万次が凛を追跡する旅路に立ち塞がる逸刀流の刺客との戦い、天津が裏切りを察知した瞬間からはじまるバイオレンス、怒涛の一気呵成に惚れ込んでしまったのです!
修羅場寸前の家屋の屋根に佇む万次に吹きつく「風」の演出の的確さ、戦闘が始まってからもカメラの位置を取捨選択していく巧みさ、天津と万次のアクションが同時進行してる様を切り取る画面など好きな部分も増えていく。
戸田恵梨香の槇絵も初登場時に固さが見えた演技が「断髪」を経た姿を見ると、前のシーンとは比べものにならない美しさを発揮するし、アクションも広い場に出てからは武器の特性を発揮して縦横無尽に舞う‼
ラストの「復讐」もならではの傾いた表現が成されていて感動してしまった。
無理を通せば道理が引っ込む‼
「終わり良ければ全て良し!」最高でした。参りましたぁ!

無限の住人の感想、twitterで出したのは失敗かも。ひたすら木村拓哉ファンに追跡される(-_-;)。

無限の住人、ワイスピがやり損なってた二場面同時進行のアクションをきっちりやってて最高。

無限の住人、過剰な期待と若干の不安で落ち着かない。

ワイスピのチンピラ連中に「仲間」を説く説得力はICE BREAKで無くなったと思っている。一晩明けて気づいたけど「苦手」じゃなくて「嫌い」だ!受け入れがたい!

まぁICE BREAKより無限の住人の方が楽しめるだろうな俺は。
やっぱり映画は手足が飛ばないと。

スカイミッション、場面場面の目的が違うのが素晴らしい。

スカイミッションの方が位置を認識させる「溜め」の画が確保されてるんだが、ICEBREAKは縦の構図に甘えてその辺杜撰。

ICE BREAK、単品としての価値を観て欲しいのかもしれんが、それにしちゃ諸々過去作品に頼り過ぎでそれも厳しい。逆に投げ技の画を回転させてたり、オマージュは感じる。

ICE BREAK、取り敢えず俺は「苦手」派でいよう。スーサイドスクワッドほどじゃないにしろ、やっぱり「仲間イズム」がちょっと相容れない。レゴバットマンがアリなのは長年の蓄積へのカウンターだからであって。
後、死んだ仲間を無視する代物に「仲間云々」は語って貰いたくない。

ワイスピ、若干否定気味になったけど、まず俺が飽きたってのが大きいかもだし、誰が観てもド派手である事は間違いないしで楽しい映画だとは思うんですが、「仲間」が基礎にある物語の脚本に仲間を杜撰に扱うようなものが採用されてるのが解せないです。この作品では仲間よりも
「使える仲間」を囲って遊んでるように見える。次の作品でのパワーバランスにも不満は残るし。

ワイスピ、ブライアン不在の空虚を何とか払拭する為にギャグに近づいてるアクションを矢継ぎ早にぶち込む構成。間違いなくシリーズ「最速」な話運びに見えた。
只、その割には某仲間を殺してしまったり、脚本はシリアスに寄ってるように見えて足並みが合ってない様子。それでも一定水準を満たすド派手な展開、抜けの良さなどシリーズの基準は満たしてるように見える。
只、シリーズ中では結構下になっちゃうなぁ。個人的には。
某ゴールデン・エイジの出演とその使い方など面白い部分は多々あれど、カーチェイスの場所は変わっても見せ方の手札が少なく見えるのは残念だし。

ワイスピ、正直ステイサムがいないと観れなかったと思います。
筋肉云々より声質の同じ役者が多すぎるし、一つの方向を向いたキャラが多すぎ。セロンの底も中盤で知れてしまうし。

ワイルドスピードICE BREAK観ました。
最早ラノベだと思います。

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