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マッチョデーモン さんがブースト

ライフ 

真田さんの流暢な耳障りの良い英語を聞きながら、この人もハリウッドに定着したなーとちょっと感無量。頭数揃えるためのアジア人起用でない、ちゃんとしたキャラです。驚くことにたった一人地球での家族背景とか分かる扱いで。
真田さんの泣きの演技が一等素晴らしかったね。 eigadon.net/media/ZFOsRi6ICYzx

真田広之はこれといった代表作に恵まれないなと思っていたがそれでもすっかりハリウッドの顔として馴染んだ感じがある

『ライフ』観た。
身も蓋もない言い方をすればエイリアンの亜流であまり斬新と言うわけではないけど面白い。最初は神秘的だった火星エイリアンくんが一度牙を向いてからは圧倒的速度で凶悪な面構えに成長し、創造性豊かに阿鼻叫喚の地獄を見せてくれて飽きない。続編は意識してなさそうな思い切りのある底意地の悪さも気に入った。

『永い言い訳』 

最低最悪のタイミングで妻と死に別れた後ろめたさから哀しむことができず、妻の友人の子供の面倒を見ていると言葉では否定しても子を作らなかったことへの後悔が生まれてくる。誕生日のシーンでムキになったのは子らとの繋がりを断ちたくなかったから、自分たちも得られたかもしれないものを永遠に失ったことへの悔恨だと思うとあの言い訳はとても物悲しい。あの家族は救い。トラックの運ちゃんは正直見た目が怖かったのでいつキレるんだろうとビクビクしながら見てたのはここだけの話w

『オアシス スーパーソニック』私はこのバンドのファンでライブに行ったこともあって、作中のエピソードも結構聞き覚えのある内容だけど、シングルマザー世帯の兄弟がバンドを組んで成り上がり、大きくなりすぎて軋んで行くというステレオタイプなきらいすらあるロックンロールストーリーにはある種のファンタジーがある。今となっては演出でやってた部分もあるんだろうなあとも思うが、やはり無軌道な悪たれロックバンドには憧れを喚起させられる。エピソードには事欠かないだけに、そろそろオアシスをモチーフに劇映画を撮ってもいい頃合いだと思う。

マッチョデーモン さんがブースト

「ハクソー・リッジ」想像以上にねじくれてへんてこりんな映画だった。メル・ギブソンって根本的に間違っているけれど、困った事に面白い映画から、間違っている自覚はあるのにそれでもやっぱり間違っているという高みにいる。今回は実話ベースの映画なんだけれど、最後にご本人が登場して映画の内容を全否定する発言があるから、俺は2時間なにをみてきたんだろ?ってなる。もう常人では理解できない。凄い。

『オクジャ』ハートフルなのかブラック風刺コメディなのか概要が掴めないまま映画が終わってしまった。吹き替えも変なアニメ声演技が一人いて違和感。ポン・ジュノは韓国因習映画の世界にそろそろ戻ってきてほしい。

22年目の告白が評判良いようなので明日か明後日見てみようかな。俺好みしそうなハクソーリッジは何故か全くビビっと来ない。こういう直感は結構当てになる。

舐めてた相手が最強〇〇(特殊部隊とか暗殺者)という括りの映画紹介はもういいよ…

『葛城事件』を観た。親父は家を建てた時の理想の家族像に、長男は大黒柱としての自分に、次男はいつか父や兄を見返してやることに固執してて、皆があるべき自分の姿に呪われている。それが故の悲劇。次男と獄中結婚した女も男ども同様に歪んだピントで世界と対峙していて阿鼻叫喚の地獄のような2時間。目をそらす事は出来なかった。

Netflixで適当に日本映画を漁っていたら塚本晋也監督の超初期作品『電柱小僧の冒険』発見。ぴあフェスに出した自主製作映画なので当然チープなのだが、色々と後の鉄男の原型が見て取れてなかなか面白く見ることができた。この衝動を書き殴ったような荒削りさ好き。

初映画館なんだったかな。自分の意思とお金で見に行ったのは多分ドラゴンボールのメタルクウラが出てくる奴。

『赤毛のアン』観賞。Netflixの『アンという名の少女』でハードルが上がってて90分と短いのもあって期待は低かったが見てみると良かった。エピソードは満遍なく駆け足にも感じさせないペースで配分されてて、映像的にも陰のあるリアリスティックなトーンだったドラマに対してこちらはオーソドックスな風光明媚な幸福感に溢れる赤毛のアン。アンとダイアナが木立道を仲良く歩くシーンのファンタジー感が良いんですよ。

最近の日本映画はリリー・フランキーとピエール瀧と塚本晋也監督の誰かが必ずいる気がする。90年代の浅野忠信と田口トモロヲ並によく見る

『SCOOP!』観賞。つまらなくはないけど、福山雅治超カッコ良い映画の枠に収まってる感。二階堂ふみにナイトクローラーみたいな役回りを期待してたのだけどそういう映画でもなく、ジャーナリズムのあり様について議論を呼び込めそうな部分を深くは抉らず物足りなさを。リリー・フランキー演じる切るに切れない悪友の憎めなさとヤバさはちょっと空気が違ってた。

ローガンはアメコミによくある別アースの話だと思ってる。今後もデッドプールを絡ませて展開したいだろうからX-MENは平常運転するんでないかな

北村龍平監督『ミッドナイトミートトレイン』を見た。笑ってしまうほどにやりすぎてるゴアゴア表現や隠された真実などに90年代レンタルビデオ的な懐かしさを感じさせられて割と好き。日本で撮ってたなら北村流スタイリッシュアクションにされてそうな殺人鬼との戦いも変な演出なく普通に見れて、この後に撮ったノーワンリヴズもそうだったが北村監督はアメリカにいた方が絶対良いと思う。日本だとゴジラやルパンとか制限の多そうな題材で北村ワールド全開してしまうからなー

『イップマン 継承』観れた。ドニーさん的にはカンフーハッスルを思い出させるドラマでした。名を上げることに必死なもう一人の詠春拳使いティンチがカンフーハッスル序盤のドニーさんと重なって見えた。意外とそんなに悪人じゃないマイク・タイソンも短いながらもイップマンとの攻防では切れ味抜群で期待に応えてくれる。

今や話題作に引っ張りだこのエル・ファニングですが、私はまだ今ではすっかり影の薄くなったお姉ちゃんの方の復活を待ち望んでますよ。アイアムサムをリアルタイムで観てた人なら分かると思うこの気持ち。

明日仕事帰りに無理すればイップマン見に行けるが疲れた体と心で無理して見ても楽しめなさそうな危惧が。ただ明日を逃すとイップマンを映画館で見ることはもうなさそうで悩む所。

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