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『ヒーローズ・リボーン』全話視聴。最後に第一幕終了と出た時にはガクッ(笑)

『獣は月夜に夢を見る』 

デンマーク製の珍しい狼女もの。
ある程度展開が分かっているからこそ面白い面もある。女の子が毛深くなっていくのは、本人にとっては相当恐怖だろう。
北欧らしい魚工場の、グロいイジめが気持ち悪かった。

『死霊館 エンフィールド事件』 

心霊研究家ウォーレン夫妻シリーズ第二弾。
前作もそうだったが、正統派オカルト・ホラーのスタイルで特に変わった演出もしていない点がいい。
ホラー映画なのに、夫婦愛のドラマを観たような後味があって好きなシリーズである。第三弾も製作决定という事らしいので、長く続いて欲しい。

『続・夕陽のガンマン 地獄の決斗』 

3時間近いオリジナルを1時間半に縮めた吹替版を久しぶりに再鑑賞。こうなると短縮版ってよりはダイジェスト版みたいなもの。イーストウッドやリー・ヴァンは脇役で、主役は憎めない悪役キャラのイーライ・ウォラック。汗まみれ、砂まみれのオッさん達の顔ドアップが続くので、夏の暑い盛りに観るのは避けた方がいいかもw

Huluで「ヒーローズ・リボーン」少しずつ見ているけど、やはりピーターやクレアが出てこないと今イチだな…

『ソロモンの偽証 後編』 

この映画のカテゴリーは一応ミステリーという事らしいが、前篇を観ただけで事件の真相や話の結末が想像できてしまうのはマズいでしょ。
主演の藤野涼子や他の役者は全体的に好演だったと思うし、邦画得意のお涙頂戴に走らない演出もテンポが良くて良かったと思う。
こんな薄っぺらな話を文庫本6冊もの長さで書いたベストセラー大作家、宮部みゆきの原作が一番ヘボだったという珍しいケースの凡作だった。

『360』 

10人位の登場人物のバラバラに同時進行する話が、少しずつ繋がっていくパターンの群像劇。豪華なキャストを配役した辺りはさすがBBC製作。
終盤の運転手と女の子のエピソードが一番面白く、ここだけを拡大して一本の作品にした方が良かったような。

@Olive あまりの猛暑のため、涼みがてらに行ってきました。

『ライフ』 

最初はイカの刺身。成長すると大ダコになるエイリアンのSFホラー。終盤はあのクズ映画『ゼロ・グラビティ』風になっていくので嫌な予感がしたが、違うエンディングになって良かった。ダニー・トレホみたいな外見になった真田広之に、もう少し活躍して欲しかったです。 eigadon.net/media/ARUqQ9x56eWl

『ソロモンの偽証 前編』 

日本人が大好きな学園ミステリーで、洋画ではこのタイプの作品は全く思い当たらない事からも日本特有のジャンルと言っていいだろう。
高校の高学年ならともかく、小学生に毛が生えた程度の日本の中学生が校内裁判とか現実に100%ありえないので作り物感がしてならない。
ミステリーとしては、前編だけで真犯人臭いのが分かってしまう。それは他校生のくせに事件に割り込んでくる者だが、何で不自然極まりないこんな設定にしたのか理解できない。やはり宮部みゆきという原作者がミステリー作家としてヘボだという事か。
俳優陣は子役を含めて良く頑張っていたと思う。特に朝ドラでも独特なキャラで存在感のある主演の藤野涼子はグッド。

@kiyoitan0248 印象は若干変わりますが、良いものは良いし、ダメなのはやはりダメですねw

同じ映画をテレビで観た後にPCで観ると、女優の顔の細かいシワまで確認できてしまい、随分印象が変わってしまう。

PCで映画を観るのに抵抗が無くなったが、やはり音がショボいのは我慢できないので、Bluetoothスピーカーは必需品。

『ブレックファスト・クラブ』 

シンプル・マインズの主題歌が全米一位になるなどアメリカではヒットしたのに、日本では少し話題になっただけの作品。
何故かというと、土曜日朝の補修授業に来た高校生達の僅か半日の群像劇で、ドタバタや熱烈な恋愛劇が無いから。
舞台が図書室と廊下だけなのでさすがに退屈だが、終盤になると登場人物達が本音で語り出す。
少し変わった青春映画のスタイルではあるけれど、日本人にウケなかったのも納得。

『愛の渦』 

多分現実にはない、有料の風俗営業なのに乱交パーティという舞台設定の群像ドラマ。
監督の意図なのか、女優達の演技力不足なのか、何度かある濡れ場が運動ジムでトレーニングしているみたいで色気も何も無しというのが致命的。
むしろコメディにしてドタバタも入れたら、面白い作品になったかもしれない。
この映画の救いはナマ乳をたっぷり拝ませてくれる門脇麦だけだが、喘ぎ声はもう少し研究して色っぽく出して欲しい。

『吸血髑髏船』 

怪談ミステリーとしては王道の作り。金子信雄、小池朝雄、内田朝雄に西村晃というベテラン脇役陣がいるため結構楽しめた。
ただし、白黒だからいいものの特撮はかなり雑。重要な小道具のドクロとコウモリは玩具並の出来なので、ここでテンションが下がる。
主演は昭和のバラエティ女王松岡きっこ。無表情なところが怪談のヒロインっぽくてなかなか良かった。
ちなみに全くそんな場面はないのに、タイトルに『吸血』と付けたのは謎(笑)

『イット・フォローズ』 

ホラー映画は色々観たが、拳銃で撃ったら血を流して倒れるお化けというのはありそうでなかった気がする。
歩いて追いかけてくるだけのお化けが見た目がコロコロ変わるせいか、さっぱり怖くなかった。
ラストに何故わざわざプールに行ったのか良く分からないなど、ツッコミどころがありすぎる割には退屈だった。最初の犠牲者の死体がなかなかエグいので期待し過ぎたかも。
ホラー系には珍しく美形のヒロインだっただけに残念な作品。

@Olive 今も田舎に住む者としては、本当に見たい映画はネット配信しか見る手段は無いですね。

『博徒一代 血祭り不動』 

市川雷蔵の遺作で任侠もの。鶴田浩二のキャラと被るので、雷蔵が出演を嫌がっていたという曰く付きの作品。
病気のせいか『若親分』の頃の眼力がなく、顔もやつれて見えるのが痛々しい。クライマックスの彫り物を見せる場面も上半身が痩せてしまって、迫力に乏しい。
話は王道任侠もので、雷蔵が主役でなくてもいいような印象。それにしてもヤクザの世界は義理だ人情だと、色々と面倒臭い世界である。

『サウンド・オブ・ノイズ』 

打楽器奏者を中心とした凄腕の音楽家集団が、四楽章による前衛音楽を従来の楽器を使わずに演奏する話。
一楽章は病院の手術場、二楽章は銀行の事務道具、三楽章は重機、四楽章は送電線と、スケールがデカくなっていく。
主人公の名門音楽一家の落ちこぼれの刑事と音楽の絡みはよく分からなかったが、発想は斬新で面白かった。

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