『コンフィデンシャル/共助』の感想です。 (2/3)
やっぱり、「いい人」が似合うようねぇ。
よくまとまった脚本で、アクションシーンの迫力も申し分ない。
クールなヒョンビン、人情派のユ・ヘジン、冷酷非情なキム・ジュヒョクという、それぞれのキャラクターもくっきりしている。
この映画の好演を見るにつけ、ほんと、キム・ジュヒョクの早逝は惜しい。
南北のキャラクターが逆、つまり、北の刑事が田舎臭いおっさんで、南の刑事が二枚目だったら、ぜんぜん絵にならないので、動かしようもなくはまった配役だ。
音楽は月並みといえば月並みなのだが、物語の暗い側面を救って「アクション大作ですよ~」「娯楽作品ですよ~」と告げているようで、わたしはけっこう気に入った。
『コンフィデンシャル/共助』の感想です。 (3/3)
しかし、超人的に強い北の工作員という設定は、正直もうおなかいっぱい。
またか、という気持ちは抑えられない。
映画的には、とても便利な設定だから、しょうがないのかもしれないけど。
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