ルート29鑑賞。続き。
いろいろと印象的なことはあるけれど、一番思ったのは会話が機械みたいだということ。自動翻訳を使った時みたいな、面と向かって会話してるのに話が通じてないような。みんな一方通行か微妙にピントがズレているし、ピアノに迷惑していると言われれば「すみませんでしたー」、あんたが好きだよと言われれば「私もお姉ちゃんのこと好きだよ」と、受け答えはするけれど、自動応答?気持ちが入ってない?ように感じた。「あんたは冷たい」とトンボの姉は言うけれど、ほぼすべての人が温度が低いし、冷たく見える。
『こちらあみ子』を観た後だと、もしかしたら、そういう冷たさ、誰ともしっかり繋がれないというのがトンボの見ている世界なのかもしれない、と思ったりもした。