まる鑑賞。 

予告から、世にも奇妙な物語にありそうな話…という印象を受けたから、救われない方向の話だったら嫌だなと思ってたんだけど、そうはならなかった。惑うのもまた良し!という点では、爽やかさを感じられる映画だった。青年期の青臭さを引きずったまま、何事もなしてない中年を迎えつつある?突入してる?大人の青春のような。惑っても良いと言われて目が覚めるみたいな。なんて言ったらいいかわかんないけど。柄本明演じる、謎の先生の、茶室のシーンがすごく好き。まんまと仙厓義梵をWikipediaで調べてしまった。ゆるふわ絵、描いてる!w

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まる鑑賞。続き。 

ミャンマー人のコンビニ店員ってのはいいとしても、森崎ウィンにそんなカタコトで話させる必要はあったのか…まぁ多少の意味はあったと思うけど、あまり良い描写には見えなかったかも。人当たりが良くてポジティブで、その人自身が実際どうなのかはともかく"一見能天気に見える外国人"モーさんという人を描いておいて「そうじゃないとやってられない」って言わせるの、意地が悪いというかもはやグロい、精神的に。というところは引っかかってる。
映画自体の話ではないので余談。途中で何度か会話が途切れて無音になったり、音が遠くなるシーンがあって、堂本剛が突発性難聴だっけ?そういうのを患ったことに掛けてる演出なのかな、でも「音楽を作る」と「絵を描く」は方向がまた違うから、なんか意味あるのかな?まで思ったんだけど、普通に機材トラブルだった模様。

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