『メッセージ』(16)に感動したので『灼熱の魂』(10)。これは町山さんのラジオで知り、興味深かったが重たそうで遠慮していた。アメリカの軽い映画が好みなのでこういうのは腰が重いのだ。それを観たということから『メッセージ』がいかによかったかを察してください。で、感想だけど、思いの外観易かったのはかなりアメリカナイズされていたからかも知れない。誤解されてはいけないので説明を加えると、映画はどんどんフラットになっている。自分の若い頃は外国語映画賞なんかに掛かる映画はその国の人を素朴に追ったなにが面白いのかちっとも分からないが偉い人が褒めてるんだからきっといい映画なんだろう、と思うしかない映画が多かった(もちろん今でもあって、そういうのは相変わらず苦手だ)。それが今では3幕構成とか当たり前で映画はもっともグローバルなメディアかも知れない。その基本となるのがアメリカ映画だっていう意味です。なんせレディオヘッドが流れても全然違和感ないのだ。
@puko3 あとすでにノーランやチャゼルばりにアンチがいるけど、それも理解出来る。