アイスランドで人里離れて
羊の放牧を営んでいる夫婦
その羊から羊とは言えないものが
生まれたが
夫婦は、その羊のようなものを
自分達の子供として育てようとしたという話
亡くなった子供の代わりに
分け隔てなく育てる夫婦の
姿がなんとも言えない映画
またその健気な姿も、
ちょっとしたことで崩れそうな
バランスの上に成り立ってるのも
なんとも言えません
で、そのバランスを保ってる中
夫婦と羊のようなものが
何かを考え立てる様子もいいです。
なので、この映画の後、
いろんな続きがありそうで
続きを考えるだけ
たまんないものがあります
それに、生まれてきた
羊のようなもの
最近見た「 #NOPE 」のように
神なのか、ひとの怒りの権化なのか
妖怪とか、怪物とか言われるものか
わからないところが
薄気味悪いんですが
映画の舞台が、人里離れた
山の麓の放牧地
昔から同じようなものが
生まれてたかもしれないんですが
この映画のように、
人が育てるというイレギュラーなことが
起こったことの不穏さも
たまりません