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これはよくできた脚本。
ずーっと画面の中でストーリーがすすむので、見ていると息苦しいのだが、それも計算なんだろうなぁ。
アメリカのアジア系(たぶん韓国系)の家庭なんだが、別にアジア系ということを強調するわけじゃなくて、料理名にちらっと出てくるだけ。こういう描き方いいな。
マイノリティが出てくると、そのマイノリティ性だけが強調されて、キャラクターがつけたしになっちゃうのにはうんざり。
ふつうに存在するのだから、ふつうに主人公になることだってあるわさ。
母親というのは、子供と父親の間をつないでる存在であることが多くて、母親を亡くしてしまうと、父と子の間に大きな空白が空いてしまう。
そういう設定がなくても、ティーンエイジャーの子供の交友関係とか、ふつう親にはわかんなくなってくるもんだし、子供も知恵がついてくるからウソも上手になるし。そのへんもリアルだった。