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『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』の感想です。 

衣装、美術、照明、とにかく「絵」がすばらしい。
まさにフェルメールの世界。
とはいっても、それだけで映画の尺が埋まるわけもなく、あまりにありがちなメロドラマで途中脱落しかけた。
次こうなるだろ、というのが、そのまんま実現してしまうので、あまりに退屈。
最後の死んだふりからの正気に戻るあたりで、ちょっと盛り返したけど。
物語の中心になっている若者たちには、まったく共感も同情心もわかず、ぬるいハッピーエンドには唖然。
eigakansou.life/%e3%83%81%e3%8

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