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『キャプテン・マーベル』の感想です。 (1/3) 

始まってから終わるまで、モヤモヤするところもなく、とても楽しく見ることができた。

宇宙人を描くとき「奇妙だけど美しい外見=味方」「醜い外見=敵」みたいなところに、はまっていないのもよかった。
どんな姿にでもなれるんだけど、でもそのままの姿がいいよ、と、最後に子供に言わせて、実に気配りが行き届いている。

しかし、真相が明かされる前に「この敵の宇宙人、いやに人間臭い描き方だなー」とは思ったのよね。
もっとも、敵の事情を詳しく描き、魅力をもたせるというのもよくある文法なので、そこではどんでん返しはわからなかった。

どっちかというと、最初から怪しかったのはジュード・ロウの小憎らしい上司だよね。
一見理解があるようなふりをしながら、実は女性を抑圧し、搾取する男。

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『キャプテン・マーベル』の感想です。 (2/3) 

やっぱりこの人は、単純な正義の味方じゃなくて、ひとクセあるほうが似合う。

女性のエンパワメントが、大きなテーマになっていて、主人公のキャラクターもそうだし、尊敬する博士、親友のシングルマザー、それぞれの設定と演技がよかった。
でも、「あなたの承認はいらない」という決め台詞にぐっと来たかというと、そうでもない。

そもそも戦闘機のパイロットをめざすというスーパーウーマン指向である上に、棚ぼたとはいえ、特別な能力を持つ正真正銘のヒーローなのだから、女性としての弱みをけっとばせるのは当たり前だ。
狙いすぎ、きまりすぎだとちょっと引くという、ぜいたくな観客なので。

ともあれ、ジュード・ロウのかっこいい姿がたくさん拝めて眼福でした。

あと、リー・ペイスをひさしぶりに拝めたし。

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『キャプテン・マーベル』の感想です。 (3/3) 

あのメイクと衣装では、実は最後までだれだかわからず、エンドロールでやっとわかったんだけどね。
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