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今を生きる 

dvdにて。wowow映画塾で解説を聞いて観たくなったので鑑賞。
原題はdead poets society。
学園ものですが、これは哲学映画だ。若い人は見るべき。俺はオッサンだ。オッサンになるとこの映画の主張は痛いほどわかるが、今更この映画を観ても遅かった(笑)。

「詩で金は稼げないが、詩は生きる糧となる」
正にその通り。金だけでは人間は生きられない(そう言うことは金持ちになってから言え笑)。現代を生きる多くの人は思想だの宗教を馬鹿にするが(その割には自己啓発本とか読んで悦に浸ってるから馬鹿だ・・・いや。まぁそれはともかくとして・・・)。しかし、金も地位も名声もなくなった中、我々を救ってくれるものこそ、思想であり哲学なのである。そう言う意味で、哲学や思想は生きる術なのである。クソ自己啓発本は金を稼ぐ術を教えてくれるが、生きる術は教えてくれない(どんだけ自己啓発本嫌いなんだよ)。

思想や哲学の価値を、現代人に説いている映画でした。

wowow映画塾の公開収録で、ロッキーの解説を聞いてきた。解説だけ聴いただけで泣きそうになった。ロッキーってどんだけすげー映画なんだ笑

プレデター2は完全にコメディ路線でしたねー。ちゃんと笑えるバカ映画なので、おススメです。

マッドマックス 

シリーズ一作目。初めて観た。聞きしに勝る映画だった。凄い。カルト映画になるのも納得。

こんなに臨場感のあるカーアクションは観たことがない。今の映画に全然負けてない、というかむしろ、今の映画を凌駕しているとさえ思った。ハリウッド映画は、この臨場感には、もはや勝てないのでは?
どう凄いのかというと、本物でやってるからこその「怖さ」がある。「そんなにスピード出してクラッシュしたらやべーぞ・・・ワクワクwww」と自然に(動物的な感と言うべきか)思ってしまう・・・。本物恐るべき。

あと凄いのは、登場人物達の台詞が殆どないこと。この映画は、物語の進行を説明するための台詞はほぼない(多分、日本語字幕なくても観れる)。余計なことを考えず、頭を空っぽにして楽しめる。
これこそ映画の原点というか、サイレント映画ってこんな感じなんだろうなと思った。

アクションばっかりかと思いきや、オーストラリアの大自然は、とても美しく撮られている。

機会があれば是非、映画館で観たい。

多分、好きな映画って、何歳にその映画を観たか?で全然違うんだろうな。若い時に観た映画ほど、好き度が高い。僕はガキの頃に「クレヨンしんちゃん 雲黒斎の野望」「バックトゥザ・フューチャー3」を死ぬ程観た(100回ぐらいは観てる)ので、何故か無条件に偏愛する映画の一本になっている。

良い批評家は、1つの映画から100の事実、根拠に基づいた推論を教えてくれる人だと思ってます。残念ながら感想は含まれず・・・ですが、自分がどれだけこの映画が好きか?ということを力説してくれる人は、すごい好きです笑。

色々批評がどうのこうの言ってしまいましたが、観る人によって、作品の評価は全然違うので、あまり深く考えずに映画を楽しめば良いと思います笑。

僕も、なんの取り柄もないクズ人間です。偉そうなこと言ってすみません。あまり反省はしてませんが笑。

1987、ある闘いの真実 

韓国の民主化運動を描いたもの。
軍事政権末期の韓国の情勢はあまり知らなかったので、勉強になった。日本のいちばん長い日、みたいな感じの映画。最近のやつでいうとシン・ゴジラっぽい。
軽い気持ちで観に行きましたが、なんていうか、めちゃくちゃ濃かった笑。
僕の好きな韓国映画は、ラーメンに例えると、濃厚ギトギトな横浜家系ラーメンです。
そしてこの映画も、家系ラーメンでした。ご馳走様でした!特に、悪役のボスのおっさんが良かった。レイバンのグラサンが出た瞬間、これだな、、、と。これを待っていた。てゆーか、このおっさんが実は主人公だったのでは?最も画面に長く映っていた気がする。
エンドロールに、民主化運動のデモの様子を撮った実際の写真が流されるのですが、ジャーナリズムの在り方を教えられた気がしました。写真の力はすごい。

昔は評価の内容が大切だと思ってましたが、最近は、誰が評価したのか?になってますね笑
昔からずっとその人の批評を聞いてると、批評家に愛着が湧いてくるというもので、その人の批評を聞くために映画を観てる、的なところがあります。

あと社会人になって時間がなくなったので、批評家がオススメしてるのを見るだけでも精一杯で、それ以上観に行く暇がねぇ!ってのもあります笑

映画の批評について思うこと。(・・・というか、映画に限らず、「批評」について。)

評論家はダメ、卑怯、せこい、口だけ、みたいなことを言う人がたまにいる。
(自分の両親もその一人ですが笑。)
しかし、その人は「批評」というものの価値が分かっていない。

批評とは落語みたいなものであって、1つの表現であり、批評自体も1つの作品だということ。
良い批評家は、その表現(お話、文章・・・)自体が面白い。
工夫して、時間をかけてちゃんと表現を作り上げている。
批評家は決して「口だけ」ではない。
批評の価値はここにある。批評自体が、芸術であり娯楽である。

しかし、映画批評家という稼業は、コスパが悪くて金にならないから、自ら進んでやる人が少ないw
だから、批評が芸術であり娯楽である、と思われないんだろうな・・・と思う。

確かに人生No1映画って、中々選び難いですね笑
何がNo1なのかなー?と深く考え込んでしまう笑
パッと出ないんですよね

人生No1映画 ダークナイト 

ちょうど20歳の時ぐらいに観たのですが、当時、これほどの純粋悪な悪役を見たことがありませんでした。
ジョーカーまじ大好きです!(ヤバいやつや・・・)

というのは冗談で(イヤイヤ本音ですが・・・)、
当時ダークナイトを絶賛していた(褒めてる人あんまりいなかった中・・・)という理由で町山智浩(およびその仲間達)を知り(ラジオで)ました。
映画解説に絡んだ思想・哲学の話によって、モノの見方が本当に変わりました(悪い方に変わってるかもwww)。
そういう意味で人生No1映画!!!!

と書いてみましたが、映画の中身にもっと絡んだ方が良いのだろうか?
まーなんか良く分かりませんが、適当に編集して使ってください!!!

tacchan さんがブースト

映画は人生に深みを与えることもできますし、究極の気晴らしになりますし、人生に大きな影響を与えることだってあります。

僕は、町山さんの「なぜ映画を観るのか?どんな映画を観るべきか?」
にかなり納得感があったのですが、 youtube.com/watch?v=4XfAh622_c

映画のある人生は、映画のない人生に比べて、非常に味わい深いものになると思うのです。
僕は思春期にみたバック・トゥ・ザ・フューチャーに大きな影響を受けました。
あのドキドキ・ワクワクする映画空間が、思春期の多感な時期の大きな救いになりました。

だから、よい映画の情報は多くの人に届けたいし、見たいし、見てもらいたい!!!
この1年半、皆さまの映画の感想を見ていて、やっぱり映画っていいよなぁと、さらにその思いを強くしました。

という事で、、リニューアルのお知らせは以上になりますが、、、

tacchan さんがブースト

という事で、映画感想のトゥートをストックできる連動サイトを作りつつ、その中に広告を表示させることで、少しでもその穴埋めができないかなぁと思っております。
収入のメインはアマゾンのアフィリエイトです。アマゾンプライムで映画を見てもらえると、運営費の補填ができます…。

制作中のサイトのスクリーンショットはこんな感じです。 eigadon.net/media/ZeeRNBG2iyWa

エヴァンゲリオン Air/まごころを、君に 

DVDにて久々に。エヴァンゲリオンは、正直話のあらすじや基本設定は何度見てもよく分からないwww
しかし、血がブシュブシュ飛び散り、最強の怪獣(怪獣じゃないけどw)が文明をぶっ壊し、人がガンガン死に、爆発し、なんか凄そうな器械や呪文が出てきて、いつの間にか訪れるすげーかっこいい構図になって、エロがあり・・・これが良いんだよwww
ぶっちゃけエヴァは、オタクが好きそうなシチュエーション、画、キャラクター、現実世界への憎しみ、を全てぶち込んだ、ごった煮アニメだと思っている。そういう意味でタランティーノ的だと思っている。

世の中全部ぶっ壊す!
現実の世界でやったら犯罪になるから、映画の中でやるんだよ。

マイノリティリポート
昔、映画館で観たきり一度も観ていなかったので改めて鑑賞。
なるほど。こんな映画だったのか。。。想像以上によくできたサスペンス映画だった。未来描写とギャグとホラーに手を抜いていないところが、さすがスピルバーグ!

シェーン
DVDにて。西部劇の金字塔とのことで鑑賞。
確かに名作。
荒野の大草原での美しい風景。汗水流して働く農民の生活。当時の既得権益であるカウボーイ。既得権益であるカウボーイと、新興勢力である農民との間の交渉。酒場。得体の知れない殺し屋。男と男と女の三角関係。個人の利益を超えた友情。そして決闘。全部盛りみたいな映画だった。
シェーンや農民たちの大人な男としての振る舞いが最高にカッコいい!自分の子供が男の子だったら見せたい映画でござる。まぁバカなクソガキにはこの映画の良さは分からねーだろうがw

プリズナーズ
DVDにて。アメリカの田舎で起きた誘拐をめぐるサスペンス。回収されない伏線がいくつかあるので、観終わった後で疑問が残る映画だった。

が、この映画は、アメリカの正義、アメリカというかキリスト教か、の危うさを描いているとのこと。その社会批評は上手くできてると思う。家では良いお父さん。悪と見なされたものに対しては容赦のない暴力を以って破壊する。愛に従う限り、人間は永遠に分かり合えないのかもしれない。

主人公は正義感に燃える良いお父さんだけど、物語が進むにつれて、こいつがやっていることはなんか間違っている気がする笑、となる。その辺の見せ方が上手いんだよなぁ。

こんなことを言うのは罰当たりですが、もっと混沌とした壊れた、ブレランみたいな、未来が来ないかなぁ、と妄想してます。

日本の過大評価感は、東京オリンピックが終わって日本経済が本格的に衰退したら、少しはマシになるのではないでしょうか。
今の日本は国全体が、まるでどこぞの夢の国みたい泣。夢の国の乗り物にはもう飽きました泣。

AKIRAの作画は本当にすごいですよね。画だけで魅せてやる!という潔い気合い感じます。
AKIRAに限らず、80〜90年代の日本アニメのレベルの高さは神がかっていると思います。キャラクターの躍動感を出すにはデジタルよりもセル画の方が優ってるような気がします。

ガントレット
所謂、人間狩り映画というやつ。アクション映画というよりは、落ち目の刑事と底辺娼婦のロードムービーだ。
彼の映画は毎回、取り扱う題材は壮大なんだけど、必ず現実の人間をちゃんと描く。全てのイーストウッド映画って、何か地味でロードムービーっぽいんだよね。だから深みがあって好き。

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映画ドン-映画ファン、映画業界で働く方の為の日本初のマストドンです。

映画好きの為のマストドン、それが「映画ドン」です! 好きな映画について思いを巡らす時間は、素敵な時間ですよね。