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鬼滅の刃 無限列車編 

最近、映画を観なくなってしまったのだが、久々に映画館に足を運んだ。

滅の刃のアニメを全部観て、映画も昨日観てきた。

俺は漫画と小説はなるべく自制して観ないようにしている(ハマると抜け出せなくなり、廃人のようになってしまうから)。同じ理由から、ゲームも一切やらない。

ジャンプ漫画原作の映画の人気が沸騰することはこれまでにもあったし、映画を観た感じ、確かにすごく面白かった。

鬼滅のアニメ版同様に、無駄なタメがなく、アクションとギャグのテンポが良く、荒唐無稽な世界観であっても、その辺の設定についてあれこれ突っ込む隙を与えないぐらいの世界観の作り込みはできている。頭のお堅い映画通の人でも多分大丈夫(笑)。眠くはならないはず。でも、アニメ版か原作を読んで世界観を知っておかないと楽しめないと思われるので、漫画を読むかアニメを観るかしておいた方が良いですね。

鬼滅の刃 無限列車編 

大ヒットした理由は、アニメの映像や音響クウォリティが凄いからなのかなぁ・・・なんて思う(この原作が、漫画としてどれだけ画期的なものか?は正直わからんかった。)

大ヒットの理由は集英社がマーケティングに本気を出したからだろ!こういう指摘がクールなんだぜ!という時代はすでに終わっている。理由付けはあまりにもありふれており、今更そんなことを指摘するのも馬鹿らしい笑。

この鬼滅のアニメはディズニーやピクサーにはできないと思うし、最近躍進している中国のアニメと比べてもやっぱりまだ鬼滅の方が数段ぐらい良い感じがする。日本の2Dアニメは他にはない「間」みたいなものがあった気がする(こんなこと言い出すようになったら終わりだな)

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鬼滅の刃 無限列車編 

鬼滅の社会派映画としての側面。この点にどれだけ共感できるか?によって、映画の評価が分かれそう。

作中でも「鬼が群れない理由」「鬼が持つ不安感や孤独感」「鬼の超人的な身体性」という設定が、アニメ・漫画好き以外の難しいことを考えているような人たち(社会学者M氏とか脳科学者M氏とか笑)の琴線に触れるんだろう。

確かに鬼滅はセリフで全て言っちゃうダサい映画。しかし、その感覚はもはや時代遅れなのかもしれない。

というのも、(鬼滅評ではないが)あの悪魔主義者の高橋ヨシキ氏がこんなことを言ってた。もはや我々は、まともなことをまともに言わなければならない時代に入った。そんな当たり前なことみんなわかってるだろ?だから言わねー!もはやこの美学は一昔前のものであるという感覚。

個人的には鬼滅は「死」についてきちんと描いている点にすごく好感が持てた。

死を美化していると批判する人もいる。しかしその批判は愚かすぎる笑。死の描写を隠すというその態度は、作中の鬼の態度そのものだ。わかる?この意味笑。

いろいろな楽しみ方が多面的にできることが、本作がヒットしてる理由なのかもね。

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