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おじいちゃんはデブゴン
最高かよ

どれも何度も見た映画ではあるけど、たまに見たくなってしまう
むしろ映画を一度見て消化して、プロ顔負けのレビューを書ける人ってすげーわ

久しぶりに休みが取れたので本日デビッドリンチ映画祭
エレファントマン→ロストハイウェイ
妻はロストハイウェイの途中で寝てしまった
今はマルホランドドライブ

かつてより自由な時間が少ないせいか、最近は糞映画臭を感じ取ると見るのを避ける傾向にある
糞映画ハンターとしては気をつけなければ

今週はマンチェスターバイザシーと夜に生きると光かな

「薄桜記」
・まだ小綺麗だった頃の勝新太郎が見られる
・市川雷蔵ものはやはりあまり好きになれない
(じゃあもう見るなって話だけど)
雷蔵ファンのための映画なのでとりあえずストーリーを追う以外に特段見るべき点はない

ちなみに撃剣シーンの金属音とか斬られ音のようなSEはいつ頃からつけ始めたんだろう
古い映画でこの種のSEついてるのってないよね
薄桜記もSEはないんだけど、人が斬られた瞬間に鈍い音が聞こえる時があるのはなんなんだ
模造刀で殴られてる?

ツィゴイネルワイゼン@劇場
何度も見た映画ではあるけど素晴らしい体験でした
帰宅後試しにブルーレイを見てみたら映像のクリアさは断然ブルーレイに軍配なんだけど、フィルム上映の味わいってのは(特にこのテの邦画だと)、なにものにも換え難い
特に青地宅の勝手口に夜な夜な小稲が立つシーンの恐ろしさ妖しさ美しさたるや…
終映後、たまたま目が合った見知らぬオッサンが「訳わからへん」と俺に感想を漏らしたのがなんだかんだ言って最も印象深い瞬間だった笑
大阪九条のシネヌーヴォさん、次は小林正樹特集
怪談とか切腹はまさにフィルムで味わいたい映画ですね

パルムドールはハネケじゃなかったか!
外した!
何1つ作品見ずにヤマカンで言ってただけだけど!

鈴木清順追悼上映行ってくる
初めてスクリーンで見るツィゴイネルワイゼン

パーソナル・ショッパー
映像そのものはわりと端正なのに、やってることはなかなかに暴力的?なミクスチャーっていう…
そこらへんにまた混乱してしまって、中盤くらいでようやく「あーこりゃ安易にカテゴライズしたらあかんやつだわ」ってなってからちょっと立て直した

読解力無くて嫌になるよなー
もう一回見たら理解が深まるだろうか

パーソナル・ショッパー
予習無しで映画館に足を運び、何映画として見たらいいのか、ポジションに迷いを持ったまま見続けて、結局最後まで迷ったままだった\(^。^)/
いまいろいろ反芻してるんだけど久しぶりに味わうこの消化不良感\(^。^)/
やっぱりある程度の予習は必要ですな

今年のパルムドールはハネケさんに3000点で

三島由紀夫の美しい星、映画化ですかー

「戦場カメラマン 真実の証明(原題triage)」
これはなんというか…主人公の苦悩もよくわかるんだけれども、登場人物の行動とか意思決定の過程が謎で、ついツッコミながら見てしまうためかどうにも入り込めなかった
特にデイビッド、お前はあの程度で心が折れるならそもそも戦場に行くでない
作中描かれる戦場でのいわゆる「真実」についてもマークはなぜそんな行動を…?と、頭を捻る事しきり
邦題の戦場カメラマンてのは最悪いいとして(ダサいけど)、真実の「証明」ってのは何を証明しんだよ
原題の方が象徴的だと思うんだよな
これは個人的な問題だけど、前日スターウォーズを見たためエレナの祖父がドゥークー重なってしまい、ラスト付近のマークとの対話場面もドゥークーが奸計を弄しているように見えてしかたなかった

糞映画というかB級っぷりを逆手に取りました的映画は糞映画とは言わない
それは糞だ

昨夜は幸運にも名作に触れたから、次は清々しいばかりの糞映画を見たい

ムーンライト
昨夜、少年期の実体験の夢を見た
映画のストーリーと舞台も役回りも道具も全く違うんだけれども、本作の影響下で見た夢であることは間違いない

この作品、海の向こうのアメリカの、日本人には縁遠いお話に表面上は見える
なのに、こんなふうに共感を伴って感動するのは、人種や性別や環境を越えて訴えるテーマの普遍性によるんだろうな
語り口が雄弁でない(主人公と同じく)だけに尚更そんなふうに引き込まれるのかもしれない
家族への思い、性への目覚め、恋人との葛藤…本作の主人公と全く同じ体験はないけれども、懐かしいような苦しいような、あるいは小っ恥ずかしいような既視感をずっと感じていた
それをじんわりと描き出すのがカメラワーク、色づかい、音楽
多少あざとく感じる場面もないではなかったけど、監督の強い意志を感じ取れる作品だった

ムーンライト
実は迷っていたが見て良かった
映像、音楽に酔ったね
これしかないだろってラストカット…素晴らしかった

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