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『メッセージ』は哲学じゃなくて現代思想だからな

にわか さんがブースト

「メッセージ」よりも「トリプルX]」や「Xミッション」のほうが哲学的ですよね。マジで。

新文芸座の渡瀬追悼で『皇帝のいない八月』やるからつべ予告編見てたんだけど、これ『劇場版パトレイバー2』だよね、列車パニックと渥美清パート抜いたら。いや、たぶん押井本人どっかで言ってると思うんだけど今まで気付かなかったので。なんだか山本圭がシュッとした押井に見えてきて面白くなってき
ちゃったな。

メッセージ感想ネタバレ注意 

メッセージで微妙に引っ掛かった部分があったんだけど、娘、原作であんな不幸な目に遭ってただろうか。あの結末だと母親が娘の苦難を知りながら抗う姿勢を取らないことになるわけだから、運命を受諾することの崇高が独善性を帯びて濁ってくるような。
読んだのは結構前だから記憶が怪しいけど原作にそういう風に感じた記憶はない。

参ったなルート1、ニューシネマ風の内省と倦怠220分。アメリカ中を旅するが何も発見できずに塞ぎ込んでしまう。辛いな。ドキュメンタリーと思ったが、結構手を加えてある(被写体にシーンを演じさせている)

にわか さんがブースト

DVD『デリリウム』

冒頭の被害者、加害者、目撃者(店主の下品な表情のアップ!)の示し方とかストーリー上、必要なカットを撮ってるだけなのに心ざわつく違和感が全面に出ている異様さ。やっぱジャーロとしてもレナート・ポルセッリ作品としても異色としか言いようがない傑作だな。

ズタズタなカット割(演出というより各国別バージョン作成のための編集の作用と思われる)で描かれるミッキー・ハージティとリタ・カルデローニの妙ちきりんな夫婦会話と、相反する感情の工作を現す階段描写がクライマックスの展開を予見してる周到さに唸る。整合性無視の力技の狂気展開が評価されてる本作だが、少なくともポルセッリは感覚だけで本作を演出してはいないと思う(当たり前だ)。

事件の当事者三人が屋上に一旦集合してから地下室に向かうまでのやり取りも、ハイテンションな演技に隠れた冷静な演出プランが垣間見えて素晴らしい(階段降りの反復なんかもの凄く図式的)。

やはりこの味わいを『ジェイコブス・ラダー』的解釈で覆い隠してしまったアメリカ編集版は別物と考えたほうが良いよな(嫌いではない)。

新マニアックがどれほど母の日に相応しい映画か説明してやろうと思ったがネタバレになってしまうな。危なかった。まあ新マニアックのネタバレに気を悪くする人間はいないだろうが

遅いが、母の日映画といえば新マニアックだろ。

バトルロイヤルの件で思い出したのはアンドレアス・シュナースのゴミゾンビ映画「ZOMBIE: EXTREME PESTILENCE」で、邦題は「ゾンビ2001 ザ・バトルロワイヤル」にされてしまったのだがこの場合酷いのはバトルロワイヤルの方じゃなくて制作年が1990年なのに2001を称してる部分だな

実写ジョジョが楽しみで仕方が無いっていうのは映画好きとして意識高いのか低いのか

タクシー運転手映画、新マニアックは外せねぇな・・・

新シーズン始まる前にツイピ見ないとな。シーズン2の途中で放置したままだ。リンチ感が薄れてきてからはどうも・・・映画版は大好物だったが・・・

にわか さんがブースト

一番好きなタクシー運転手映画は名取裕子のⅤシネ『夜のストレンジャー 恐怖』。

見れば視聴者の性別問わず男性不信に陥りそうになるサスペンスの傑作。

何かと気にかけてくれる清水健太郎まで気持ち悪く見えくる長崎俊一演出がヤバい。俳優:黒沢清の意味不明なカッコ良さも見どころ。激しくDVD化希望!!

youtube.com/watch?v=KVduIlQKWP

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