あやうくサバイバルが遺作で哀しいなぁと書き込むところだった。
俺はランドもダイアリーもサバイバルも封切り時に見に行ってるけど、個人的には厳しいと感じたものもあったとはいえロメロの新作が映画館で見れただけで嬉しかったし満足だった。
サバイバルが遺作で哀しいっていうのはあの映画がロメロの思い描いていたビジョンとアイディアを予算規模の面で十二分に実現できたとは思えない(むろん、当初のアイディアが破棄されてもなお『死霊のえじき』が傑作であるように、そのことは作品を否定するものではありません)ってのが一つと、ロメロの頭の中にあったに違いないその次のビジョンを我々はもう映画館で見ることができないっていうことの二重の意味があるかもしれない。
巨匠が亡くなって喜んでる人はいないわけで、悼む言葉も態度も人によって違うと思いますが、まぁ追悼には変わりがない。
どうか怒らないであげてくださいって感じですね。