キャプテン・マーベル
最高に格好いい超クールな女達をありがとう!私達は怒っていい!全力で!持っているもの全てで!力を持ってる奴の言う「正々堂々」なんて真に受けなくていい!押さえつけてくる連中に証明なんてしなくていい!武器も力も小手先も全部使っていい!あなたはそのままで超クールなんだから自分を抑圧する必要なんかない!自分の感情に嘘をつかなくていい!という最高に気持ちいいエンパワメントでしたありがとう。
今のアメリカを象徴するような映画だった。難民とか女性差別とか私が気づけなかった諸々とか。事実が判明した瞬間に鳥肌がたった。完全にジュード・ロウは最後まで味方だって信じてた。きっと彼は最後まで良き上官であるんだと思い込んでた。ロナンって最初はまともだったのかしらなんて思ってた。そして「ごめんなさい」「戦争とはそういうもの」のやり取りがとても優しくてとても悲しい。完全に非差別者(黒人・女性・移民)が差別者(白人・男・エリート)に報復する物語。潔いほど「白人は悪」。すっごく分かりやすい。私でも分かるくらい分かりやすい。すごい映画だった。