『パトリオット・デイ』目の前を覆って、道行を塞ぐものを突破する、という行為。それが、実体を持つ物質であれば、蹴飛ばしたり、車で弾き飛ばしてしまえばよい。しかしそれがもし、形を持たぬ、精神や思想のような(幕のような、布のような)ものであったなら、果たしてそれは可能か?

『パトリオット・デイ』それが端的に示されてると感じたのが、ある人物がヒジャブ("覆うもの")を取り外すシーン。彼女が語った言葉が疑わしくなるのと同時に(『ブリッジ・オブ・スパイ』の泣きじゃくる妻から軍人への"変身"を想起)、もう1人の人物のゆるがなさ(彼女は外さない)を示す

スレッドを表示
フォロー

『パトリオット・デイ』アメリカは、そのような形を持たぬ、遍在可能な、すでに内部に入り込んでいる(リストは全てチェック不可能だし、何よりもそれはアメリカ人の姿をして、別のアメリカ人へtextedすらしている)ものに対して"自衛"することなどできるのだろうか

ログインして会話に参加
映画ドン-映画ファン、映画業界で働く方の為の日本初のマストドンです。

映画好きの為のマストドン、それが「映画ドン」です! 好きな映画について思いを巡らす時間は、素敵な時間ですよね。