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人間は見ているものを自分の認識済みのもの(知っているものの名前)に置きかえて理解してる。それをしないのは赤ちゃん、だけど、子供の場合は、自分じゃなくて他者の認識を借りずにはいられない(だから前述の「自分の認識済み」というのも本来ならば誤り)。置きかえが起こらないという状態というのは、見ているものが本当に何なのかわからない状態。『ボヤージュ・オブ・タイム』には、幾つか、視認不可能なカットがある。微生物なのか、液体なのか、煙なのか、星雲なのか、判断がつかない。と、考えてみて、そもそも論として、映像として現前してるものたち全てを観客は直接扱えず、ただ置きかえているにすぎないという気がしてくる

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