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特典ほしさで『プロメア』の2回目に行ってきたのですが、ふだん同じ映画を複数回見ることがないから知らなかったのですけど、音響周りのバランスってけっこう劇場によって違うんですね。1回目はBGMに負けて台詞が聞こえないシーンがけっこうあったけど、今回違う劇場で見たら聞きやすかったです。

それはそれてして、リオくんがもう好きすぎて…。たったひとりでライバルと相棒とヒロインの三役こなしてしまうなんて…。

『海獣の子供』を見ました。
filmarks.com/movies/80105

五十嵐大介さんのそこそこのファンな身からしたら、あの絵柄のままの映像が動くのと、魚やクジラの群れの迫力ある映像、美しい音楽とぶつかってくるようなクジラの「ソング」で、もう大満足。

…ですが、映画として出来がいいかというと、そこまででもないと思います。悪くはないけど、惜しい。五十嵐さんの詩的な台詞は、たぶん漫画で読むのに比べると映像作品の会話として出すにはいくらか工夫がいるように思います。

またシーンのつなぎがあまりスムーズでなく感じて、中盤までぶつ切りなシーンが無理に繋がってる印象がありました。結果的に、原作に比べて実態以上に「難解」な印象を与える仕上がりになっていたと思います。

とはいえ、見たいと思っていたものは十分見れますけどね! あとお母さん役の蒼井優さんが超うまい。

『或る夜の出来事』がアマゾンプライムで見れるんだ!

スクリューボールコメディって枠で聞くなかではけっこう好きなほうの作品ですー。『赤ちゃん教育』がいちばん好きで、次にこれかなー。『素晴らしき休日』とか『新婚道中記』とかもよかったと思う。

『パリ、嘘つきな恋』を見ました。
filmarks.com/movies/80981/revi

ヒロインは素敵だし、主人公も良くなりそうな感じはあるのですが、全体になんだか雑なつくりに感じました。

いくつかの「決めシーン」があって、それは確かに印象的でいいのだけど、あいだのつなぎ目がそこまで綺麗にできていないから、映画として全体を見るとそこまで印象に残らず、なんだか古くさいような気がする、という感じでした。

『プロメア』をレディースデイ割引で見ました!
filmarks.com/movies/81278/revi

もう最高! これですよ、ずっと見たかった今石洋之×中島かずき作品は! もうテンションだけで乗り切るように、始めから最後までフルスロットル! で、そこかしこで決めポーズや口上が入り、そして最高のライバルが最高の相棒になる!! ひたすら熱く、そして映像も可愛くてクールでした。

それにしても俳優陣の演技がすごい。特に堺雅人さんの怪演っぷりが様子がおかしいです。こんな演技できるひとだったんだ。松山ケンイチさんと早乙女太一さんも素晴らしくて、ひたすらこの3人で叫びまくっているシーンなどもすごい迫力でした。ちらっと出てくる古田新太さんもかっこいいです。

私としてはもうリオくんが好きすぎて、リオくんグッズとかを買ってしまいそうな気持ちになってしまいました。

『私の20世紀』を見ました!
filmarks.com/movies/3599/revie

第一印象は「変な映画だなー」で、次の印象は「動物映画だなー」です。

エジソンが電球を発明したときから電報を発明するときまでの目まぐるしく技術が進展する時代に、離れ離れになって生きた双子の女性のお話。かたや男たちを誘惑しては金品を盗む暮らしで、かたや革命家となった2人の姿が描かれますが、あまり物語的に描かれず、短く断片的なシーンが小刻みに映し出されます。白黒映画で光りと影のコントラストが強調されるからか、印象的な絵面が多かったです。

そして何と言っても動物たち! 「それもう動物を撮りたいだけでしょ」みたいなシーンがたくさんありました。『心と体と』も鹿が印象的な作品でしたが、ほんとに動物が好きなんでしょうね。ロバいいなー。

ノーラン監督の新作にデビッキさん! デビッキさんは、長身女性界の希望の星ですからねー。あんなに高くてあんなに可愛い。

『ぼくのバラ色の人生』を見ました。
filmarks.com/movies/4956/revie

ただ女の子として普通に暮らしたいだけなのに、その通りに振る舞うだけで周囲に拒絶され、家族が崩壊しかけてしまう。ただ普通にしたいだけなのに、異常とされ、頑固だと怒られる。このヒリヒリとした不条理な空気を、かなり切実に描いているよい映画でした。

それにしても主演の子が可愛い。ドレスめっちゃ似合う。

『愛がなんだ』を見ました。京都シネマで満席立ち見とか初めてだったし、あんな9割型女性(20-30代)みたいなのも初めて。

filmarks.com/movies/79781/revi

もうほんとに、見ながら何度も「胸が痛い…! やめて、痛い、痛い…! もっと見せて!」みたいに思っていました。幸いにして家事能力が低いのであそこまでではないけど、でも相手の連絡を待つときの振る舞いとか、相手の言うがままになってほかのことが回らなくなるとか、めちゃくちゃわかります…。私も経験がある…。

でも、マモちゃんのほうの、モテ慣れていないひとがふっとモテてしまってダメになっていく感じもわかる…。

いろんな方面に乱反射的に共感してしまって、心がかき乱されるような映画でした。

ヤマシタトモコさんの『違国日記』で出てきた『フライド・グリーン・トマト』という映画、ぜんぜん知らない作品だったけどちょうどWOWOWのオンデマンドで見れるじゃん! というわけで見てみていました。
filmarks.com/movies/5233/revie

これもう、最高ですね! 出てくる性差別や人種差別の描写はけっこうきついんですけど、とにかく主人公イジーの芯の通った気高さが爽やかで、元気の出る映画でした。イジーとルースが料理中にふざけて食べ物をお互いにぶつけ合って笑うシーンとか、ほんとに可愛くてよかったー。

前に弟に勧められていた『ニンジャ・バットマン』を見てみました。
filmarks.com/movies/77408/revi

うーん。絵はすごいなって思うのと、そこかしこのぶっ飛んだ、ノリだけで突っ走る展開は中島かずきさん! って感じでいいのですが、何せ短くてこちらが乗る前にさっさと終わってしまう感じがあるのと、私がバットマンをよく知らないからか、最後まで見ても出てくるひとたちがどんな人々なのかいまひとつ飲み込めなかったり、映画として面白かったかというとそうでもないといった感覚です。

ジョーカーとハーレイ・クインは可愛かった。ポイズン・アイビーやデスストロークの役のひとたちが好きなのに、出番が少ない…。

GWに見たこの二作は、どっちも女の子がめちゃくちゃ可愛かったです。

少し前に『ある子供』も見ました。働かず、盗みを働いて暮らす若者の過ちを描く作品。こういう社会からこぼれ落ちた人物を描く作品、好きなんですよねー。

『運動靴と赤い金魚』見ました! お兄ちゃんが妹のたった一足の靴をなくしてしまう、たったそれだけのことから広がる豊かなストーリーがすごいです。みんな可愛い! その一方でそこかしこに見られる貧富の差がひりひりします。

『ある少年の告白』 

『ある少年の告白』を見ました。
filmarks.com/movies/77291/revi

邦題は引っかかるけど、仕方ないのかなー。「告白」でなく「証言」とかならわかる気もするけど、「告白」だとカムアウトの話っぽくなる。実際にはそこはあまりメインではなく感じます。

映画そのものはとてもよかったです。無表情に見えるのに目つきや口元が妙に情報豊かに見えるルーカス・ヘッジスが次第に苛立ちを募らせるさまもよかったし、ニコール・キッドマンの覚醒シーンも熱かったです。そしてそれよりも何よりも物語がいい。保守的な両親や周りの人々に気遣い、「治りたい」などと言ってあげていた主人公が、やがて自分を「治そう」とする人々に向かって、はっきりと怒りを向け出すのがいい。ラストに、自分は変わらない、変わるべきはあなたなんだと父親に伝える姿もすごくいい。変わるのが怖い弱い人々は、道徳や神の名で自分と違う人々を締め付けようとする。でもそんな弱い連中に付き合ってうなだれてあげる必要なんてないんだと、力強く語りかけられているよう。

ある少年の告白見たいなー。ルーカス・ヘッジスくんいいですよね! 話はつらそうだけど、でも興味もあります。つらそうだけど…。

シネマ歌舞伎『贋作 桜の森の満開の下』を見ました!
filmarks.com/movies/81311/revi

歌舞伎俳優の声遣い、体遣いってあんなにすごいんだ! とにかくみんなできることの幅がめちゃくちゃ広いですね! 夜長姫の無邪気さも美しさも見事に演じてみせる七之助さんがほんとにすごかったー! 可愛かったし。あと芝のぶさんってかた! なにあれ、女の子じゃん!
『贋作 桜の森の満開の下』はタイトルは知っていたものの読んだことも見たこともなかったんですよね。原作になってる「桜の森の満開の下」と「夜長姫と耳男」はどちらも大好きで、夜長姫なんて日本文学に出てくるヒロインでいちばん好きなくらいなのに。この二作の混ぜ方もたまらなくて、二つの作品それぞれのもっとも美しいシーンが、見事に一つに束ねられてるのがよかったです。

リヴァプール、最後の恋 

filmarks.com/movies/77204/revi

ベタなのだけど、綺麗で素敵な映画でした。あんまり大騒ぎせず、淡々と静かに最後に向かっていく感じもとてもいい。大きなイベントが起きるでもなく、ただ主人公が過去を思い出しながら、いまの時間を大事に過ごしているというような静かさ。

バイス 

現政権や現在の社会に対する批判的な視点みたいなあたりに関して、『ブラック・クランズマン』の迫力に比べるとゆるいというか、切実さがないままに単に茶化してるだけみたいな印象を受けて、それもそこかしこの微妙なギャグのせいかも…。

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