「来る」
澤村伊智原作の「ぼぎわんが来る」を映像化。
中島哲也節全開の映像に中島組の俳優多数。
まぁ原作ありきのものはその通りにはいかないものの、「ぼぎわん」に焦点を絞るのではなく育児や家族の形の部分で不気味さ演出してたかな。
この辺りは原作をよく昇華してると思う。理想的で完璧な父親像の裏に..や、いつも笑顔な母親が実は..という気持ちの悪さに怪異が加わる。
その怪異も姿形を見せがちだけど、見せずに影や手形で演出するあたり原作の良さを上手く表現してるなと。
ただ、圧倒的に説明不足で雰囲気だけで押し切った感あり。これは原作組は脳内補填できるが初見は育児って大変!という部分にしか共感できなそうで、そこがちと残念。原作では「ぼぎわん」の由来とか面白いんですけどねー。
1番は柴田理恵の出演は多くないのにごっそり根こそぎ持っていきやがるぐらいにめっちゃ良い。
「貞子(2019年版)」
なぜなのか..「リング」の中田秀夫監督にも関わらず..リング2の続編という位置づけにも関わらず...つっこむのもめんどくさい。
呪いのビデオはどうした?ビデオの再生が無理だから時代に合わせて呪いの動画にアップデートしたのはわかる..が..その動画どうした。全然、再生されとらんやん。
見たら7日間のルールどこいった。せっかくのYouTubeが生かされてないってなんやねん。むしろ貞子チャンネルつくれや。
リングの怖さは7日間という時間制限であり、誰かに呪いのバトンを渡さないと回避できないという命の選択をしなければならないわけじゃん?
弟が失踪してからの日数が不明なままでルール無視して貞子自由に登場状態なら、なんで弟生きてられたのか疑問だし、むしろ佐藤仁美さんお迎に行くの方が先ってどういう時系列なんだよ。しかも結局あの子供が何なのか、そしてそんなんで貞子の呪縛から解放されるとは思えんが..続編でも考えてるんすかね?
佐藤仁美さんぐらいしか見どころないなぁ..強いて言うならラストの池田イライザさんの目ん玉見開き具合は良かったかな。
ひゃっホーーーー!!
『スクリーム』新作映画、米パラマウントにて2021年公開か ─ キャストも数週間以内に発表 | THE RIVER https://theriver.jp/scream-2021-release/
パンデミックという未曾有な危機に直面した中で、こんな事がなかったら生まれなかったかもしれない。
凄い顔ぶれの中でもナディーン・ラバキー&ハーレド・ムザンナル監督の作品楽しみ。
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世界の監督がコロナ禍を撮る『HOMEMADE/ホームメード』Netflix配信決定 ─ 新鋭から巨匠まで豪華集結、クリステン・スチュワート&マギー・ギレンホールも https://theriver.jp/homemade-netflix/
「TENET テネット」
「タイムトラベル映画ではない。物質のエントロピーが反転、相対的に時間を逆行する」ってことは力学におけるニュートンの方程式の不可逆みたいってこと?あれ?可逆か?いや逆行するから不可逆になるのか??
あれ?熱力学第二法則の不可逆性を表現したって感じか?
だからタイムトラベルでない。
とりあえず楽しみ。
映画じゃなくてフィギュアで申し訳なんだけど、この値段でこのビフはヤバい。マーティもめっちゃいい。
https://www.pgs.ne.jp/view/item/000000067292?category_page_id=movie
ゲイリー!!!
ありがとうございますありがとうございます!
生きる!
デヴィッド・フィンチャー監督最新作、10月にNetflixにて配信開始か ─ 『市民ケーン』の脚本家を描く伝記映画 https://theriver.jp/david-fincher-mank-release-oct/
ドローン
あらすじ:殺人鬼が憑依したドローンが元カノをストーキングするホラー映画
ベタベタの展開で良かったけど、ゴア少なめでちょっと物足りなかった。そういう意味では見易いかもですね。
そこそこハイテクのくせにFAXとか嫌がらせレベルが原始的。
あ、わんちゃん殺したのは許さない。
たとえ、ホラーのお約束でも許すまじ!
ある部分においては「チャイルドプレイ」へのオマージュかな?とはいえ、ドローンにカッターの刃をくっつけたあたりはチャイルドプレイの勝ち。あっちのが極悪。
序盤から前半にかけては助長気味でしばし退屈だったけれど、突然のトランスフォーーーーーム!!しかも喋れる!?
ラストはドローンじゃねぇし笑
後半ぐっと巻き返してくるのが面白かった。
監督は「ゾンビーバー」のジョーダン・ルービン。