ペンタゴン・ペーパーズ
ベトナム戦争を終わらせるため、機密文書をリークし、それを告発する新聞社の物語(実話)
ワシントンポストの視点から描かれる。メリル・ストリープはこの新聞社の社主であるが父と夫が残した社を引き継いでいるという立場ゆえ、社内でも軽んじられている。この時代の女性が労働に社会進出することへの影響も少なからずあったのだろう。前半は自信のなさが現れており、掲載を決断した瞬間から社主としての自信と覚悟の切り替え素晴らしい。メリルはやっぱり見応えのある女優さんででてると安心するな。
しかし、日本のメデイアの稚拙さにうんざりする。特にテレビ。芸人の司会にタレントのコメンテーターに繰り返される不倫報道。私はBBCみたいなニュース番組がみたい。。でもこれは視聴者も悪いんだろうな。見る側も稚拙さゆえ政治や社会より不倫の方が盛り上がるのだから。