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I, Tonya史上最大のスキャンダル 

アメリカ人として初めてトリプルアクセルを成功させたトーニャ・ハーディングの伝記映画

DVや貧富の差を肯定するつもりはなくこうした映画を面白いと表現していいのか悩むが、真実か否かは別とし映画とというエンタメとしてはポップでコメディっぽく仕上がっており面白かった。

フィギュアにおいて技術点や芸術点とは別に容姿についても得点に現れているように昔は感じていた部分がある。伊藤みどりさんがそうだったように。可憐さ、すらりとした手足に身長、本能的に守ってあげたくなる氷上の妖精を求めているというより、そうでなければからないプレッシャーみたいなものは存在してたように思う。トーニャには何一つ当てはまらない。

どんなに努力しようが決して手に入らないものがこの世にはある。持たざる者である彼女が認められるにはトリプルアクセルしかなかった。

彼女は冒頭で母親がいうようにずっと甘ったれの4歳児のままだ。同情の余地はないが暴言や怒りは弱い自分を守るための唯一の手段という点については共感できる。

しかし、アリソン・ジャネイの豹変ぶりに全く気づかなかったよ。

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