私はあなたの二グロではない-1
メドガー、マルコムX、キングの3人の軌跡を通して、アフリカ系アメリカ人の激動の現代史を描き出したドキュメンタリー。
ジェームズ・ボールドウィンの原稿(未完)をテレビなど記録映像を交えながら、差別の本質が変わっていない現実を浮き彫りにしている。
劇中「手錠のままの脱獄」「招かれざる客」などシドニーポワチエがでる作品も含たさまざまな映画作品を引用している。
ボールドウィンの言葉に触れた時、今まで気づきもしなかった視点を見つけ異なる感覚を抱いた。特に「アンクル・トムの小屋」は衝撃的だった。そういう視点で読んだことがなかったから。
特に子供用に翻訳されており、読んだのが幼少期というのも影響があるかもしれない。