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エル・トポ(再鑑賞) 

あらすじ:ガンマンのエル・トポ(モグラ)は7歳になる一人息子と旅をしている。立ち寄った村では村人が虐殺されていた-。

アレハンドロ・ホドロフスキー監督主演のカルト映画の開祖とも言われる作品

人の内面は層のように重なっており善も悪も全ては自身の中にある。例えばエル・トポは修道院を解放する善き事もするが、卑怯で恋人の願いで一人息子を捨てる。それらをエル・トポを通じて視聴者は体感していく。

この映画は人の精神世界である美しさと醜さを描いている。

監督自ら主演し息子も実子であることから、親子の愛憎を描くシーンなんかは生々しく感じる。孫もでてるし家族総出の作品だ。

小学生時代に鑑賞し衝撃を受けた。あれから何度か見ているが見るたびに当初の衝撃が変わらないほどに好きな作品。

万人ウケはせず人に薦めるにはためらうが。

己の魂を試される芸術映画作品。

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