ヒンド・ラジャブの声鑑賞。
結果を知っていて観てるので、もう最初の方からちょっと泣きそう。だって本物の声なんだもの…。終盤も、一瞬「なんとかなりそう!」みたいな展開になるのが本当につらかった。怖い、助けて、どうして迎えにきてくれないの?10分もあれば普通なら助けに行ける場所、たった6歳の女の子の切実なお願いを叶えてあげられない苦しみ。バカみたいなルールのせいで助けに行けないし、バカみたいなルールを守ったのに助けに行った人も殺される。
ほぼオペレーションセンター内、メインの数人だけで回される話で、内容的には電話を繋ぎながら"調整を待っている時間"が長いんだけど、その何もできずに待つことの苦しみが重い。実際の音声を使い、犠牲になった本人たちの写真もほぼ最後だけ。子役や救急隊員役を使ったりすればいくらでも物語的に"盛れる""映える"だろうけど、そういう演出は一切しない。無駄な情緒は削ぎ落として、現実を鋭く尖らせて刺してくる作りが、怖いくらいに効果的だった。
#映画 #映画鑑賞 #ヒンドラジャブの声