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ヴィヴァルディと私鑑賞。 

『四季』(を作曲したりとか)の話ではないのか!タイトルも「春」なのに!と思ったけれど、それはそれとして話は面白かった。
院長たちや彼女らを"買いに"来るおじさんたちはともかく、女の子たち自身が処女とか家庭に入ること(そして何もできなくなること)を自分の価値であると内面化しているのもなかなかグロくて、観た甲斐があった。読み書きや音楽、裁縫他、そこで受ける教育が生きるためではなく、商品価値を高めるためというのもゾワゾワする。彼女たちの演奏でどれだけの感動が起こっても、姿や顔を隠して、個人として賞賛を浴びることもない。チェチリアが拍手を浴びて見せるはにかんだ笑顔が、すごく可愛いんだけど、すごく苦しかった。夢見させないでよ!って気持ちもわかるし、それでも賞賛自体は受けてほしいし、自尊心も保ってほしい😢
貴族の屋敷の豪奢さと孤児院の質素さ、孤児たちとの食事シーンの違い、ヴェネツィアの美しさと水路裏の汚さ、そういう対比や全体の空気感がすごく良かった。

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