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ぼくの名前はラワン鑑賞。 

難民映画祭の作品の一つというのもあって楽しみにしていた。自分のことを自分で語る、言葉を手に入れることって、フィクションでもノンフィクションでもよくあるし好きなテーマだけど、聾者が、異国で、それを獲得する話なので、より胸に迫るものがある。
序盤のラワンを観ておとなしい子なんだなーって思ってたけど、終盤の生き生きと友人たちと会話する姿はびっくりするほど違っていて、言葉を得て他者に表現できて初めてわかること、"本来の姿"とかよく言うけど、家族どころか本人すら自分の明るくて饒舌な性格をそれまで知らなかったのかもしれないというのがとても面白かったし、勉強になった。
難民という立場の難しさプラス聾唖のハンディキャップの話で、また(後々その感覚は和らぐとはいえ)母国の価値観を引きずって両親が手話をよく思っていないとかのテーマは重いけど、重苦しい映画ではなくて、ラワンの利発さと逞しさ、あとお兄ちゃんの優しさもあって、軽やかな気持ちになる素敵な映画だった。

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