ジェイ・ケリー鑑賞。
すごくきらびやかで華やかだけど空虚で寂しい映画だった。ちょっとだけ『華麗なるギャッツビー』とかも思い出す、あそこまで悲壮じゃないけど。ジョージ・クルーニーだからこそっていう作品な感じがする。顔面が強い。なんかずっとキメ顔というか。CMみたいな、作り物みたいな顔。そのせいで「華やかで空虚」感が増すので、それが悪くは働いていないんだけど、良い顔でみんなを見てるのが切ない。
ジョン・クリーズの自伝に書いてあったピーター・セラーズのエピソードを思い出す。あまりにもいろんな人になりきれるから、朝起きると本当の自分がわからない。しっかり目覚めるまで"自分"がしっくりこない。ジェイのそういう"自分"の無さと、一見他人には人当たりが良い一方で家族や友人との関係では本人の意思と裏腹に(?)相互な大切にされなさがこの映画では描かれていて、そういうとても寂しいところが良かった。なので、なんならアダム・サンドラーに見放されて孤独に授賞式に参加してもいいくらいだと思った。
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