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大統領暗殺裁判 16日間の真実鑑賞。 

面白かったけど!なんともいえない腹立たしさと悲しさがある。直前に予習として『KCIA 南山の部長たち』を観たので、知ってる場面がそのまま出てきてすごい。この秘書官があのシーンのあの人かぁ…なるほど…となったし、あ!この事件は『ソウルの春』だ!と繋がったりするのも面白かった。で、やはりすごく嫌な話でもある。事実ベースのフィクションなので結末はわかっているとはいえ。
名声のためというところからどんどん熱血になっていく弁護士の「なんとかしたい」という気持ちに感情移入してしまうし(父と自分というのを、秘書官とその娘に重ねるストーリーもわかりやすいしぐっとくる)、秘書官がまた清廉で頑固で、罪の意識に苦しんでも外には出さない、なんの言い訳もしないキャラクターだからなんとか助かって欲しくなってしまう。
裁判なんて言って形だけじゃないか!とすごく腹が立つ。全部あいつの手のひらの上でさぁ。あんな犬みたいに扱われて屈辱を受けるのも、悪役の嫌さが際立って、(重ねていうけどめちゃくちゃ腹は立つが)良かった。

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