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不都合な記憶鑑賞。 

映像が綺麗だし悪くはないけど、話は割と普通。
ナオキの続けようとしている生活はおままごとに過ぎなくて、たとえマユミとジェブの関係がなくとも二人の関係は終わっていたし、アンドロイドとの生活もいずれ破綻する未来しかない気がする。あの世界の技術がどうなのか知らんけど、アンドロイドは成長も老化もないだろうし、どう考えても彼が求める「本物のマユミ」であることは不可能。それに、外国で暮らして自分で店をもってるくらいに自立して開かれた生活をしているマユミを、二人だけの生活に閉じ込めてて上手くいくのか?と余分なことまで考えた。文句ばっか言ってるけど、異国で同郷の人と出会うみたいな二人のなれそめや、もう疲れたって言う別れ話の感じとかは、こういうこと普通にありそう…という妙なリアルさは、良い意味で嫌だった。
映像はリッチだけど、よく考えたら登場人物も少ないし、よくある設定だし、宇宙でやる必要あったのかなぁ(よくある設定だからリッチに見える宇宙でやったのか)と、ほんの少しだけ思う。

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