十一人の賊軍鑑賞。褒めてない。
敵も味方もみんなバカに見えてイライラしちゃった。侍連中。一応味方ポジションの鷲尾にすらイライラする。長岡藩の旗使ったりめちゃくちゃ姑息なことしてるのに全員無罪放免にされると本気で思ってたとか、バカなの?まぁ、同僚?の入江とかを見るに、鷲尾も藩の中では下級武士っぽい感じではあるんだけど。だからこその捨て駒だし。それにしたって。今回の即席部隊は家族にもコミュニティにも見捨てられた罪人で(なんなら火付けした女性なんかは、身寄りもない?し、見捨てられた・誰も助けてくれなかったから罪人になってるわけで)お前らの家族や村が戦で苦しんでもいいのか!で説得しても、どこが響くのか全然わかんない。良いこと言ってそうなシーンがことごとく滑ってて、相当白けながら観た。別れる時「世話になったな」って山田孝之の役が言うのも、生き延びたってのはあるけど、今回巻き込まれて酷い目にあっただけで何の世話にもなってなくね?もうそういうのにもイライラする。こんなことで死んでたまるか!って散々言ってたのに死ぬし。なんかなー。
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十一人の賊軍鑑賞。続き。ちょっとだけ褒めてる。
官軍の山縣は頭悪くなさそうだったから、先遣隊?が報連相がしっかりできてれば砦周りのあれこれが発生せずに新発田藩攻略できてそうだったし。官軍はあのわらわらいる足軽のうち、一人でもさっさと伝令に出せばいいのに。
頭悪すぎというラインを除けば、やっぱり一番ムカつくのは家老の溝口。私だったら「せいぜい十人程度の賊を殺すのに数十人連れて行ったのに、おめおめと一人で帰ってきおってー」とか適当な理由つけて斬り殺してる。のに、ありがたがってる領民見て落ち込む。なんていうか、こう…政治って変わらないんだなーという絶望感みたいな。あーあ。
散々文句を言ったら逆にスッキリして(?)ストーリーのせいでみんなバカなだけで、基本的にはキャストも演技も悪くなかったし、爆発もやたら派手だし、まぁ面白かったかもなー、くらいになってきた。それと、おじいちゃんが一人だけ剣捌きがただものじゃなくて、すごくかっこよかった👍ここ(だけ)が見どころです。