シビル・ウォー アメリカ最後の日鑑賞。続き。
アメリカにとって(というか、日本人の私にとってもだけど)戦争ってたぶん他人事で、それを自分たちに引き寄せて考えるための映画なんだろうと思った。もちろん、その状況に麻痺して気にならなくなるジョエルやジェシーのような人もいるし、なんだかよくわからないけど状況に乗じてなにやら悪事を働いているっぽいジェシー・プレモンスの役みたいな人もいる。どことどこがなんのために戦っているのかいまいちわかんない作りになっているのも、より身近に感じさせるためなのかな、と。誰がどう悪いとかではなくて、遠い世界で起きていると思っている何の大義もないそれが、地元で起きてたらどう感じるか。とはいえ、そこが主題だとしたら、ジャーナリストを主人公にするって、基本的にはもっと広い世界を知ってる人たちのはずで、身近に置き換える相手としてはポイントがずれる気もするので、なんか読み取りを間違えてるかもしれない。
ここまで真面目に書いて、すごくどうでもいいこと書いちゃうけど、ジェシー役の人がかわいかった。