ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ鑑賞。 

前作からしてそんなに好きじゃないので、ジョーカー部分(というよりアーサーの物語であるという部分)では安心したけど、ハーレイ部分では納得いってない。でも、ハーレイと思って観るのでなければ、まぁ別にいいかーって感じ。
ジョーカーであれば世間は熱狂する。我々のような弱者を踏みつけにしてくる社会を、ジョーカーという何者でもない男がぶっ壊してくれたぜ!きゃー!素敵ー!とは盛り上がる。作中では再現ドラマも作られたりしているようだし、ジョーカーが何をしたのか、何者であるか、どんな"気の毒"な境遇であったのかもみんなが知っている。みんなが知っているのに、誰一人としてアーサーには興味を持っていない。他ならぬ熱狂でもって、とことんアーサーを追い詰めて、ジョーカーであるアーサーを粉々にしてしまった。

ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ鑑賞。続き1 

前作でもアーサーを優しいとは思ってなかった私としては、今回、ジョーカーでいれば人気者であれると思っていたアーサーにも、実体もなく実際も知らないのに勝手にジョーカーなるものを崇めて自分で自分の信仰を破壊したバカな民衆にもザマーミロの気持ちだった。やはり、執着する者のない世界のジョーカーに面白みを感じない。
リーはねぇ…ハーリーン・クインゼル/ハーレイクインである必要を感じなかった。話題の人だからジョーカーがいい、そうじゃないアーサーに欠片も興味がない、アーサーはアーサー自身を見て欲しがっているのに!という、一番わかりやすい"熱狂する民衆"の形。だったらそれはもうパンチラインでいいんだよ…知名度ないからダメかぁ…。
ハーレイを使うなら、ミーハー止まりの女じゃなく、もうちょっとジョーカーを踏み台にのし上がるとか、利用して花開くような強烈さがあってほしかった。知的なところが見たいというか。今までもその後も、結局リーが何者にもならなさそうなのが残念。

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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ鑑賞。続き2 

良かった点としては、もうちょっとゴシック建築の方が好みというのは置いておいて、この映画はアーカムアサイラムポイントがたいそう高くて、そこは好き。なんか、アクセスしづらそうな島にある!ゲームのアーカムアサイラムみたい🥰「聖者の行進」で熱狂する患者たち!暴力看守!暴動!わーい!エイプリルフールに観よう!🥰
若くて嫌味なイケメンD.A.ハーヴィー・デント☺️実力あるけど生意気そうな感じが大変良いです☺️まぁ、検事出すからハーヴィーってことにしとけばいいだろと、足元見られてる気はする。顔の片側が傷ついてるっぽい演出までされては尻尾振ってありがたがるけど!かわいいねぇ☺️

作中のあの映画、フレッド・アステアのやつ?観たことあるけど、2回観て2回とも同じような感想しか書いてないし、今も正直言って覚えてないから、観たと正確に言えない😅
たしかねー、夜のセントラルパークで踊る(そこしか覚えてない)

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