ナミビアの砂漠鑑賞。 

私の中で次々とシャッターがおりていく。最初は偏りのない目で見ようと思っていたのに。彼氏?と暮らしてんの?で、まずガシャン。そうしたらどんどん無理ーとなる。冷蔵庫開けっぱなしも無理だし、生肉触った後にスマホ触るのも無理だし。自分は散々暴言暴力ふるうのにちょっと投げ返されたり大声出されたくらいで被害者ぶるのズルいわ、とか。
ただ、そういう嫌さが「つまらない」に意外と通じていないところは面白かった。何でもない、ただカナだけを追う話。ちょっとドキュメンタリーっぽいカメラワーク?で、本当っぽさがある。と思っていたら、突然心象風景?みたいになったり、時間がとんでるようなところがあって、不思議。カナの支離滅裂さって、こういうところにあるのかもしれない。
何もかもがつまらなそうなカナの顔。何も楽しくなかったら、生きるの疲れるだろうなー。だからもしかしたら、砂漠の映像、山の中、火がはぜたり水や風、自然の音。癒し?心の平穏?と言葉で表してしまうと薄っぺらくなるけど、もしかしたら、そういうものだけが、彼女をかろうじて人間の形にとどめている気がする。

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ナミビアの砂漠鑑賞。余談? 

マンスリー・シネマ・トーク・ギフ(1周年記念!)のお題だったので鑑賞したのですが、現実なのか妄想なのかわからない描写があったなぁという話で「最後だけ部屋の間取りが反対になってる(反転している)」と話したことで、よく気がついたで賞を受賞。やったー!参加人数としては1/4の確率。

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