フォロー

Chime鑑賞。 

言葉が通じない映画という印象。自分のことばかり話す人たち。衝動を行動に移してしまう人たち。もともとそうだったのだろうか、チャイムに気づいている人からチャイムの話を聞いたから…普通の人は意識しないその音に気付いてしまったからそうなってしまうのだろうか。
この料理教室、変な人ばっか来るじゃん…と思った直後の凶行だったので、「そっちかーい!」と思った。激昂のようなタメも無く、ちょっとしたイラつきからフラットに行動に移っていくのが、奇妙だけれど、この作品の中にはそういう人がいて、普通は理性にとどめ置かれているものが溢れてしまうのかなーと思うなどした。なんならチャイムに気づく感覚が感染しているようにも見える。
『回路』や『Cure』の精神も感じつつ、映像がいつになく…というほど作品数を観ているわけではないのだけれど、シャープだった気がする。そのシャープさが、料理教室という清潔感のある場所にぴったりで、薄暗くて汚そうな廃工場みたいな場所とか出てこないし(言い方が悪い)、新鮮だった。

ログインして会話に参加
映画ドン-映画ファン、映画業界で働く方の為の日本初のマストドンです。

映画好きの為のマストドン、それが「映画ドン」です! 好きな映画について思いを巡らす時間は、素敵な時間ですよね。