私ときどきレッサーパンダ鑑賞。続き。
だから、13歳で、わだかまりの発生直後?に爆発して対決できたのは、良かったなぁと思う。というか、救われた。もしこのまま成長したら『エブリシング・エブリウェア・オール・アットワンス』になっちゃうんじゃないか。お母さんだけなんか勝手に納得できて良かったですね、過去や現在の私が救われるわけじゃないけど、みたいな和解といえるかどうなのか…という母娘。もっと拗らせたらやっぱり『キャリー』路線になっちゃうんじゃないか。それを考えたら、13歳というのはファンタジーでふわっとさせておける、すごく良い(ある意味ずるい)年齢設定だと思った。ディズニーだし「モンスターは死すべし!」な流れにならないのは当然とはいえ。メイが親の理想じゃない"自分"を自分で受け入れることができたという結末にホッとしたし、ミンの結末・母との和解にもホッとした。これからもぶつかることがあるかもしれない、でもぶつかってもきっと大丈夫なんじゃないかな、この家族なら。と思えたので、苦手な話だと思い込んでた割には総合的に悪くなかった。