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ARGYLLE/アーガイル鑑賞。そうはならんやろ…というのがだいたい全部なる、サメ映画みたいなスパイ?ムービー。 

あっはっはっ😂もうこれは!こんなのは!エリーのお父さん(の設定)が歯科医…?となった瞬間にスイッチが入ってしまって、私の負けが確定した。「本屋に行ったら歯医者がスパイだった」あのスケッチが、超豪華キャストで映画化されてしまった。違う。違うけど、思った通りお父さん(の人)もスパイだったし。これは間違いなく英国歯科医師協会の協賛…モンティ・パイソンポイント100億点で優勝。
真面目な話をすると、小説家のエリーと、その人生に突然現れた本物のスパイであるエイダンの話だと思っていたので、ロンドンに入って最初の捜査で、なんで?となった。アーガイルのセリフを言うのがエリーで、相棒のワイアットのセリフを言うのがエイダンになるから。ちゃんと意味があった。むしろそここそが意味だった、というのがめちゃくちゃ好き。それと、ジャンルが変わったー⁈と驚けるような話が好きだし、単に、バカみたいな話も好き。この映画はそれがいっぱい詰まっていて、どんどん加点される。

ARGYLLE/アーガイル鑑賞。続き。 

減点するところだっていっぱいあると思う。例えば、サム・ロックウェルもヘンリー・カヴィルも大好きなんだけど、流石に二人の入れ替わり立ち替わりが多すぎて画面がガチャガチャしてしんどい。面白くてもこのしょーもなさはしつこい…。けど、終盤カラフルスモークでダンスするのがマシュー・ヴォーンっぽいなーと思ったらマシュー・ヴォーンだった。あの人なら仕方ないかぁ。知らずに見てたのに当てるとか、私、やるじゃん!の意識で、なんかそういう減点部分がうやむやになってしまう。

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