要はニトロみたいな燃料を巡る話に、底辺脱出生き残りと幼馴染恋愛、ならず者軍団のチーム・ベケットを見るスター・ウォーズ番外編。未熟なハン・ソロもいいが、ベケット、キーラ、ギャンブラーのランドといった脇役の心の移り変わりなどが光る。
が、やはりスターウォーズ本編との絡みが薄く、その上ミッションのスケールも小さいので、『スターウォーズ』シリーズと考えると違和感がある。
その薄さを分かって薄いハイボールを味わうなら美味しくはある。

しかしながら、ニトロみたいな燃料を扱う作品にしては軽い。『恐怖の報酬』のような緊張感がぶちこめなかったのは残念。